絶体絶命かと思われたテウルでしたが、ゴンが見つけてくれました。
では、第12話のあらすじをどうぞ(前回の分と少し前後しているところがあります)。
「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
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「ザ・キング:永遠の君主」第12話あらすじ
大韓帝国
ウンソプが入院中の病院の廊下で1人の男性が持っていたお盆を落としてしまう。
その音に気づいたウンソプが男性が落とした携帯電話(ガラケー)を拾ってあげる。
ウンソプを見て、「すいません。見間違いのようで」という男性。
~回想シーン~
イ・ジフンの母ソン・ジョンヘが自宅で自殺未遂を図る。
それを止めるその男性。(←大韓民国でソ・ジョンヘの見張り役をして、今は大韓帝国にいるということ?)
そして処置をするために女性が入ってくる。(この女性もリムに声をかけられ、大韓帝国からやってきた女性)
~回想シーン終~
☆☆☆☆
大韓民国
ナリとヨンがカフェの庭で話している。
「デジャヴ?」と聞くヨン。
「周波数が合った瞬間に別世界の自分が見えるらしい。あんた知ってるでしょ?私がラジオ部だったの」とナリ。
「それがどうした」と言うと、
「見えたのよ。別世界の私とあんたが。私は髪が短くて、あんたは患者衣を着てた」と答えるナリ。
☆☆☆☆
大韓帝国
ウンソプが患者衣を来てエレベーターの前に立っていると、ちょうどそこへ皇室広報担当のミョン・スンアがやってきた。
「ナリ!」と言って、思わずスンアに抱き着くウンソプ。
「ケガのせいで高熱が出ておかしくなったとか?」と驚くスンア。
我に返りヨンに扮するウンソプ。
☆☆☆☆
大韓民国
ナリのカフェにク総理と同じ顔のク・ウナが来店する。(ファッションはク総理)
そこへヨンも来店し、お互いに驚いた表情。
ヨンは慌ててウンソプの真似をする。
商品を受け取り、店を後にするウナ(ヨンを見てかなり驚いていたので、もうこれはク総理だと思われます)。
ナリの車を借りてウナを追うヨン。
無理矢理ウナの車を停車させ、車の前に立ちはだかるヨン。
ウナも車から降りてきて、「殺すつもり!?」と怒っている。
「ここで殺すわけありません、ク・ソリョン総理」と言うヨン。
「私が総理に見える?人違いよ。しつこいと危険な目に遭うわよ」とウナが言うと、黒い車が走ってきてヨンに発砲する。
ヨンが倒れたすきに車で逃げ去るウナ(っていうか、もう確実にク総理ですね)。
そこへヨンがあらかじめ電話して呼んでおいたシンジェが駆けつける。
ヨンが滞在するホテルへ行くシンジェとヨン。
ヨンは防弾チョッキのおかげで命に別条はなかった。
ゴンの父が暗殺されたこと、父の国葬が初めての公務だったこと、ゴンの即位式のときに初めて会い、ゴンを守っていこうと思った、という話をするヨン。
☆☆☆☆
大韓帝国
イ・ゴンは国家安全情報局に向かい、テウルの動画を見せて一刻も早く見つけてほしいと要請する。
そこへウンソプから電話。
「カン刑事から電話あって、”ルナを見つけたけど、追跡中にケガをして見失った”と」
監視カメラの映像を確認するゴン。
道路を走る女性の姿が写っている。
別のカメラには同じ女性が水飲み場で水を飲んでいる姿が写っており、水を飲んだ後に髪の毛をほどき、また1つに結っている。
その髪を結う姿を見てテウルだとわかったゴンは安堵の表情。
そして改めて「グレーのパーカーに、白のスニーカー、ロングヘア」の女性を探すように指示を出す。
☆☆☆☆
プヨン君の死のショックで寝込んでいるノ尚宮。
近衛隊の女性から「パク・スクチン(シンジェ母。皇室勤務で倒れたノ尚宮のお世話もしている)がアリバイがなく疑わしい」という報告を受ける。
「最近ある書店に足を運んでいました。書店を出た後、これを焼き捨てました」と差し出した写真には、大韓民国のシンジェとシンジェの母の姿が写っている。
「その書店は先日陛下が襲撃した逆賊の本拠地です」と言われ、「そんな女が皇宮に出入りしていたのか?」と驚くノ尚宮。
「国家功労者パク・ドンウの孫だと。しかし孫は別人でした。本当のパク・スクチンはミン・ソニョンとして暮らしています。ミン・ソニョンは息子を亡くしたという記録もあります」
「ミン・ソニョンですって?」と写真を見ながら震えるノ尚宮。
食堂にいるパク・スクチンは自分の料理に何か液体を入れている。
そこへノ尚宮がやってきて、スクチンを平手打ちする。
「本名を明かしなさい。息子を亡くしたというミン・ソニョンなのか?」と聞くノ尚宮。
するとスクチンは血を吐き倒れてしまう。
「死なせてはならない」と離宮へ運ばせるノ尚宮。
☆☆☆☆
道路の真ん中に立ち、号泣するテウルの元へ駆け寄るゴン。(第11話ラストの続きです)
抱き合う2人。
「見つかってよかった」ゴン。
「会いたかった」とテウル。
「皇宮へ行こう」とゴンが言うとテウルは頷くが、その場で倒れてしまう。
テウルを抱きかかえ歩くゴン。
☆☆☆☆
皇室に戻り、自分の寝殿へとテウルを連れて行く。
テウルの治療を祈るように待ち、無事に治療が済み、安堵の表情のゴン。
ベッドで目を覚ますテウルに、「絆創膏だらけだけど、きれいだ」と声をかける。
「道場の事務所で水を飲んだ後、倒れたの。毒見の大切さがわかった」と話すテウル。
ずっと会えなかったので「扉が閉まったのかと思った」と言うテウルに、「心配するな。もしそうなったら、別の扉を開けてでも会いに行く」とゴン。
☆☆☆☆
大韓民国
ロッカーからテウルのスマホを取り出すルナ。
スマホの写真や検索していること(相思花の育て方)などをチェックする。
☆☆☆☆
警察署。
テウルが21日間の有給休暇をとったと聞かされるシンジェ。
テウルからは”気分転換中。心配しないで”とメッセージがくる。
☆☆☆☆
大韓帝国
翌朝。目を覚ますと、モ秘書にゴンはキッチンにいると言われ向かうテウル。
キッチンの外では皇室の女性たちがおり、「陛下が軍服を着て、お米を洗っていらして」と聞かされる。
ドアを開けてみると、ゴンが軍服姿でお米を洗っている。
テウルに気づいたゴンは満面の笑みで、「待ってたぞ。もう1俵は洗ったぞ」と声をかける。
(以前テウルは軍服姿で料理をする姿がかっこいいと話していたからですね)
「よくあれが私だと分かったわね。別人かもしれないのに、助けに来たの?」と聞くテウル。
「私が恋しているのは別世界に住む人で、大事な時には髪を結ぶんだ。だが雑にしか結べない。話をしたい時はお茶よりビール。酒を酒で割る。混ざるときは慎重に。飲む時は楽しく迅速に。だが勇気が必要なときには戦士になる。そういう人だ」と話すゴン。
☆☆☆☆
ゴンが用意してくれた洋服を着るテウル(沢山用意されたものから選んだ)。
コートのポケットにはゴンが用意したスモモの花のネックレスが入っている。
1度ネックレスをつけるが、すぐに外してしまうテウル。
つけない理由を聞かれ、「栄誉ある瞬間までとっておこうかと」と答える。
☆☆☆☆
テウルが監禁されていた倉庫に来たゴンとテウル。
「私を連れてきたのはイ・リムよね?理由はなにかしら」とテウル。
「もしかして、ヤツの傘を見たか?前にも言ったが、私たちはある物を半分ずつ持ってる。ヤツはそれを傘に隠した。そして私は…」
「ムチに隠したのよね」
「おそらくそれも知られているはずだ」
「それで私と引き換えに奪おうと連れてきたのね。奪われた方は扉が閉じてしまうんでしょ?それじゃ、先に奪った方が勝ち?」
「奪われないように戦う。全てを失うか、全てを手に入れるかだ」
☆☆☆☆
聖堂にお祈りにきた2人。
ゴンの両親が結婚式をあげた場所だと話す。
”母は科学者であったこと。父と母はセミナーで出会い、父のひとめぼれだったこと。母がカソリックなため、父は毎週この聖堂に来て教えを学んだこと。体が弱かった母は、ゴンを生んだ3年後に亡くなったこと”をテウルに話す。
聖堂の前で神父に写真を撮ってもらう2人。
すると途中でまた時が止まってしまう。
(ノ尚宮がキム・ソウォルの詩集を読んでいる)
涙を流すゴン。
☆☆☆☆
ゴンの寝殿にいる2人。
話をしていると雷が鳴り、肩を押さえるゴン。
「火で焼かれたように痛むんだ」と言われ、肩を確認するとまた雷が鳴り雷紋が出現し驚くテウル。
同時に牢屋に入れられているイ・サンドなどイ・リムの手下達も同じように痛みに呻いている。
「稲妻が走る道を通ったからかも。君は大丈夫か?痛くない?」と聞くゴン。
「私は大丈夫だと思う。見て。ある?」と肩を出すテウルに目を背けるゴン。
「人によるのかな」とテウル。
「だとしたら、さっきの仮説が崩れる」
「もしかして、天罰?」とテウルが言うと、「打ち首にするぞ」と言い、テウルの首にキスをするゴン(^^)
一夜を共にする2人。
☆☆☆☆
大韓民国
イ・リムが帰宅すると、玄関にタバコが捨てられている。
監視カメラを確認すると、そこには侵入してきたルナの姿が写っていた。
ルナは玄関に入るとタバコを咥え、部屋にある札束を取り、監視カメラに合図をして去って行った。
怒りに震えるリム。
☆☆☆☆
ク総理は大学の同期からゴンに婚約者が現れたと聞かされ、慌てて皇室にやってきた(大韓民国にいたから知らなかったわけですね)。
2人が会話をしているときにまた雷が鳴り始める。
肩の痛みに耐えるゴン、そしてク総理の首にも雷紋が…。
それを見て驚いた表情のゴン。
☆☆☆☆
テウルとノ尚宮が2人で会話している。
「私の態度に不快な思いをされたでしょう。陛下を守るためでした。お許しください」と言うノ尚宮。
「確かめたいことがあるんですが、何も聞かずに答えてくれますか?
私の名前はノ・ヨンナム。1932年に黄海道碧城(ファンヘドビョクソン)で生まれました。17歳のときに故郷を出てから67年もの年月が経ちました。
それで、教えてください。戦争はどうなりましたか?1950年6月におきたあの戦争のことです。」
END
「ザ・キング:永遠の君主」第13話予告
「ザ・キング:永遠の君主」第12話感想
ラストにノ尚宮が言った”1950年6月の戦争”は”朝鮮戦争”のことです。
朝鮮戦争は大韓民国で起きた出来事です。(大韓帝国では南北は分断されていないはず)
ということは…、ノ尚宮もまさかの大韓民国からやってきた人!?
これは衝撃ですよね。
昔から萬波息笛を使って、2つの世界を行き来している人がいたということですか…。
まさかまさかのです。
そしてク総理の首に雷紋がでてきたので、やはり大韓民国にいたのはク総理であったとわかりましたね。
もちろんイ・リム側に持ちかけられて行ったのでしょうが。
いつの間にという感じです。
ルナも大韓民国にやってきました。でもルナの場合、もう1つの世界に行ったとしても余命が短いことには変わりはないわけですよね。いくらお父さんがいて幸せな日常が送れるとしても。お金はもともと大韓帝国でも持っていたわけだし。
ルナが入れ替わるメリットというのは、やはり普通の日常なのかな。
シンジェの母はなぜシンジェを大韓民国に送り出したのか、それもまだわかっていませんね。
初回から気になっていたテウルが髪を1つに結うのを気にしていたゴン。”雑に結ぶ”のが気になっていたんですね^^
でもその仕草のおかげで今回はテウルだとわかったわけなので助かりましたね。
いよいよ終盤に差し掛かってきました。まだまだ謎が多いですが、残りあと4話でどのように解決されていくのでしょうか。
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↓第13話あらすじはコチラ