第10話ではゴンの心の拠り所である1人、プヨン君がイ・リムによって殺害されてしまいました。
第11話ではどのような展開が待っているのでしょうか。
「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
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「ザ・キング:永遠の君主」第11話あらすじネタバレあり
大韓帝国
バイクに乗り、カン刑事の追跡から逃げているルナ。
そこへ大型トラックがカン刑事の車に衝突し、そしてルナもまた車にはねられる。
倉庫に縛られた状態でいるルナ。
そこへリムがやってくる。
テウルのIDカードを見せ、「これは君だ。正確には別世界の君。健康で両親に愛されながら育った。新たな人生を手にしたくないか?君が望むなら黙って受け入れればいい、君に訪れた幸運を」と、大韓民国へ行くことを提案する。
「私の人生とは大違いね。妬ましい」と涙を流すルナ。
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大韓民国
カフェにいるテウルとシンジェ。
科学捜査班のギョンナンから、ルームメイト殺害事件の容疑者チャン・ヨンジが拘置所で自殺をしたと聞かされる。(実際はリムの手下に殺された)
「チャン・ヨンジは(リムに)使い捨てにされたのね」と話すテウル。
「ソン・ジョンヘ(イ・ジフンの母親。ゴンの母と同じ顔の人物)を捜そう。(イ・ジフンの)納骨堂に連絡先があるかも」と言い向かってみるが、保護者の連絡先はわからないと管理所に言われてしまう。
「ところでイ・リムって誰だ?」と聞くシンジェ。
「今起きていることの発端であり、そして兄貴をこっちの世界へ連れてきた人よ」と答えるテウル。
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大韓帝国
オス書店の前で少年がヨーヨーをしている。
ルナがやってきたので、以前ルナからもらったうさぎ耳のパーカーの「ポケットに入ってた」と言って小型ナイフを差し出す。
「要らないからあげる。それで自分を守りな」と言い、車のキーも渡す。
「中の物も含めて全部あげるわ。その代わりルナ(猫)をお願い」とルナ。
「また盗みを?」と聞く少年。
「あんた、神を信じる?私は罰が当たるわね。ところで、そのヨーヨーだけど、どうして糸が赤いの?」と聞くと、
「僕が付け替えたんだ」と答える少年。
「そんなことできるんだ。切れそう。また付け替えな」と言い去って行くルナ。
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大韓民国
シンジェの後を何者かがつけてくる。
イ・リムの手下だった。
格闘の末、携帯電話(ガラケー)を渡して去って行く手下。
警察に戻ったシンジェは、携帯電話の指紋照会を依頼する。
「なぜ兄貴にあの携帯電話が?」と聞くテウルに、「イ・リムってやつの仕業だろう。使いをよこした。そこに電話がくるそうだ。俺に近づこうとする理由が読めない」と答えるシンジェ。
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大韓帝国
殺害されたイ・ジョンイン(プヨン君)の警備日誌を見ているゴンは、行動記録の中に”貧民街 オス書店”を見つける。
”なぜ貧民街の書店に”と考えるゴンだが、「これは私へのメッセージだ」と呟く。
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大韓民国
光化門広場に立っているテウル。
するとク総理と同じ顔をした女性が目の前を歩いていく。
慌てて呼び止めるテウル。
「警察です。失礼ですが、身分証を」とテウルが言うと、”ク・ウナ”と書かれた身分証を見せられる。
その場を去ったク・ウナの後をつけると、靴屋に入り、履いていたスニーカーの代わりにヒールの靴を購入している。(ク・ウナのファッションはカジュアル)
そこへテウル父から電話があり、父とスーパーで買い物をするテウル。
その様子を影から見つめるルナ。
ルナはホテルの洗面所でウィッグを外し、ロングの髪の毛をテウルと同じ長さに切っている。
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自宅のテコンドー道場で運動しているテウル。
運動を終え、冷蔵庫からペットボトルの水を取り出して飲むと、その場に倒れてしまう。
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ナリのカフェにク・ウナが入ってくる(ファッションなどの見た目はク総理)。
そこへチョ・ヨンもやってくる。ヨンの顔を見たウナは驚いた表情。
そしてヨンもウナを見て驚いている。
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大韓帝国
イ・ゴンはとう竿支柱が開くときに止まる時間を計算している。
そして、”止まる時間が素数の平方根で増えている”ことに気づいた。
「このままだと62回目で1日が止まる。つまりテウルと私の世界は永遠に止まる瞬間がくる」
近衛隊副隊長がやってきて、古書店の店主の写真を渡される。
それを見たゴンは、「生きていたのか」と呟く。
父が暗殺されたときに現場にいて、少年であったゴンに銃を向けた男だった。
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オス書店(古書店)
ゴン、そして武装した近衛隊が逆賊のアジトである古書店を打つために書店の外にいる。
「殺せ」と命ずるゴン。
書店の中では店主と逆賊の仲間がいたが、次々と撃たれ、店主も死亡する。
しかしこの店主は実は大韓民国の同じ顔をした男で、イ・リムに命じられ古書店の店主と入れ替わっていた。(リムはこうなることを予測していたわけですね)
古書店の男はゴンの父暗殺事件の時にリムを庇って左肩に被弾していた。
死亡している古書店主の左肩に傷跡があるか確認させたが、傷跡がないため既に入れ替わられたと悟り怒りで震えるゴン。
”一方の人間がもう一方の人間の奪っている”
テウルとルナのことを思い浮かべたゴンは、副隊長にすぐにここを撤退し、禁軍、歩兵隊、騎兵隊を招集するように命じる。
「チョン・テウル、少しだけ耐えてくれ。すぐに向かう。必ず君を見つける。どうか無事でいてくれ」
(←テウルの身に危険が迫っていることを悟ったということでしょうか)
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目が覚めると手を縛られ、口にはテープを貼られた状態で倉庫に横たわっているテウル。
倉庫の扉の隙間から古書店の前にいつもいるヨーヨーを持った少年がテウルを見ており、見張りがいないときに口元のテープを剥がしてくれた。
「どうして子どもがここにいるの?早く逃げて」と言うテウルに、
「僕は危険を知らせ、敵兵を退ける」と答える少年。
「ところで、むこうで見たような…」とテウルが呟くと(大韓民国でテウルはこの少年とぶつかって身分証を落としてしまっている)、
「僕が向こうに行ってきたんだ」と言い、ポケットから取り出したナイフでロープを切り、「これで均衡を。敵が多いだろ」とナイフをテウルに渡す。
「あんた何者?誰なの?」とテウルが聞くと、ちょうど外にいた見張り達が中に入ってくる。
持っていたナイフで見張りを倒し、銃と車のキーを奪うテウル。
逃げようと振り返ると少年の姿はなくなっていた。
車で逃走するテウル。
ソウル方面へ逃げようとするが、看板を見ると”釜山 本宮”の文字が目に入る。
それを見て、ここが大韓帝国だと気づき動揺するテウル。
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リムの手下が「女に逃げられました」と報告している。
「殺してでも連れてこい。女と引き換えに取り戻すものがあるんだ!」と叫ぶリム。
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テウルの乗った車がガス欠で止まってしまう。
ケガをした体でなんとか街中まで来たテウルは公衆電話を見つける。
”皇帝陛下に新年の挨拶を”と書かれた広告が貼ってある。
その番号に電話をするテウル。
「私よ、チョン・テウル。実は今大韓帝国にいるの。何者かに追われて、今皇宮に向かってる。必ずそっちへ行くから…」と話している途中で録音の時間切れになってしまうが、
「これを聞いたら私を見つけて」と涙を流しながら話すテウル。
そこへ大型トラックがテウル目がけて突っ込んでくる。
寸でのところでよけるテウルだが、地面に倒れたまま。
ドライバーが降りてきてテウルを起こすと、テウルは相手を殴り倒す。
銃を手にし、泣きながらフラフラと歩くテウル。
通りの真ん中に立つと、周りからたくさんの足音が聞こえてくる。
銃を構えるテウル。
あまりの足音の数に諦めたような表情で銃を下ろしたその時、パトカーのサイレンの音とヘリコプターがやってくる音がする。
そしてさらに沢山のひづめの音と共に騎兵隊がやってくるのが見える。
先頭にいるのは白馬マキシムスとイ・ゴンだった。
その姿を見て号泣するテウル。
「必ず守るのだ。皇后になられるお方だ」
ゴンは四寅剣を取り出し、逆賊を次々と斬りつけていく。
そして、テウルの姿を確認し、歩み寄り抱き合う2人。
END
↓ラストのシーンです
「ザ・キング:永遠の君主」第12話予告
「ザ・キング:永遠の君主」第11話感想
テウルにまでリムの手が及び始めました。
テウルを助けてくれた少年が重要なキーマンでもあるんですね。
「自分から向こう(大韓民国)に行った」と言っていましたが、わざとテウルにぶつかって身分証を落とさせたわけですよね。
今までもルナとも知り合いでやり取りしているし。リムとも話しているシーンもありました。
でもこの少年が自分の力だけで世界を行き来できてるってこと?萬波息笛がないのに??
ルナが少年のヨーヨーの糸が赤いことを指摘していたけれど、これも何か関係あるのかなぁ。
この辺りはこれからわかってきそうですね。
リムが手下からテウルを逃がしてしまったという報告を受けたとき、船を造っているような場所にいました。
それもこれからの作戦に関わってくるものなのでしょうか。
そして、ナリのカフェにやってきたク総理と同じ顔の人物。
っていうか、あれはもうク総理だよなと思いましたが、まさかク総理ももう一方を殺して大韓民国にやってきたってこと!?
ちなみに大韓帝国のク総理は長期休暇中でゴンでさえも連絡が取れない状態なので、ますます怪しいですね…。
謎はまだまだたくさんありますね。
今回はヨンやウンソプのシーンが少なかったのが残念!
↓第12話あらすじはコチラ