第9話のラストで遂に対面したゴンとリム。
第10話では直接対決があるのでしょうか!?
(冒頭は少し話が戻るのでわかりにくいかもしれません。時系列が難しい…)
「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
「ザ・キング:永遠の君主」第10話あらすじネタバレあり
大韓民国
休暇中のシンジェは屋台いる。
気づくとテウルが隣に立っている。
”イ・サンドが生きてること””イ・サンドもチャン・ヨンジも携帯電話を2台持っていること”を話すテウル。
「なぜだと思う?もう1人の自分がいる他の世界があるの。2つの世界をまたぐ犯罪が起きてる。でも証拠がない。阻止するために力を貸して」とお願いする。
「そんなのは妄想だ。他の世界なんてない」と言い、シンジェは去ってしまう。
☆☆☆☆
大韓帝国
ゴンは過去の行事の映像を確認している。
以前教会で行われた葬儀の後、イ・リムが出てくる姿が写っている。
しかも25年前と同じ顔のままで。
ゴンは驚いて椅子から立ち上がる。
「あり得ない」
「まさかヤツはあの場所で年を取らずにいた。年越しまで10日。与えられた時間は5時間。見落としていたのはイ・リムのとう竿支柱がある唯一の場所」
マキシムスに乗り空間を駆け抜けるゴン。
☆☆☆☆
大韓民国
テウルが竹林を歩いている。
ため息をついて戻ろうとすると、背後から馬の鳴き声が聞こえる。
走ってくるのはゴンだった。
ゴンもまたテウルがいることに驚く。
駆け寄って抱き合う2人。
「ここで私を待ってたのか?」と聞くゴン。
「会いに来たの?」と号泣するテウル。
「でもすぐに戻る。会いたくてたまらなくなって、声だけ聞いて帰ろうと。公衆電話で君に電話して」と小銭を見せるゴン。
☆☆☆☆☆
ヨンはウンソプの家で母親に正月の韓服を着せられている。
そこへウンビ(双子の妹)がやってきて、「お母さん。よく見てたんだけど、うちの兄ちゃんじゃない。よく見ると兄ちゃんと全然違う。カッコイイけど、性格が悪すぎる」とヨンを睨みながら言う。
そこへ双子の弟も登場し、「兄ちゃん、これ何?」と手には拳銃を持っている。
慌てて取り上げるヨンを見て、カビが「ほらね。早く通報しよう」と母親に言う。
母親は「私の息子よね?跡取りを残すためにお母さんが必死で産んだ子よ」と言う。
睨み合うヨンとカビ。カビは”見てるからね”と指で合図する。
「恐るべき大韓民国。たった7歳で近衛隊レベルだとは」と呟くヨン。
☆☆☆☆
元日から当直だった強力班チームはみんなで警察署の玄関に座っている。
そこへシンジェがやってきた。
「戻りました」とひと言。
そしてテウルに「携帯電話が2台って何だ?話の続きを聞こう」と言う。
☆☆☆☆
大韓帝国
ルナが路地裏の猫にエサをあげている。
猫の首輪には”LUNA”と書かれている。
「名前を借りたわ。リストに載っちゃったからそのお詫びよ。捕まっちゃダメよ。誰も信じちゃだめよ。あんたは長生きして」
☆☆☆☆
ウンソプ扮するヨンの携帯にカン刑事から電話がかかってくる。
警察署に向かうゴンとウンソプ。
ルナの写真を見せる刑事。
「先々週出所したそうです。満期出所ではなく、仮出所です。余命わずかだそうです」とゴンに報告する。
「できれば本人に会いたい」と言うゴン。
そして”キム・ギファン”(プデチゲ店主)についても調べてほしいとお願いする。
人物検索で調べてもらうと、”逆賊の残党だったが、自殺してすでに死亡している”ことがわかった。
”一方の人間が、もう一方の命を奪っている”
アップになるルナの写真。
☆☆☆☆
雪が降る中、街はランタン飛ばしが行われている。
皇宮からその様子を眺めているゴン。「チョン警部補、新年おめでとう」と呟く。
するとまた時が止まる。
イ・リムが大韓帝国に戻ってきたとわかったゴンは、急いで竹林へと向かう。
ところが、近衛隊に聞いても”この17日間誰も見ていない”と言われる。
「何かを見落としている。ここを通ったなら必ず目撃されたはずだ。ヤツも警戒するはずだ。別の扉が存在している!?」と思ったゴンは、
「ここから皇宮を通らず海雲台への道が?」と副隊長に聞くと、
「07地点に使われていない道が」と言われる。
「そこだ。近衛隊は全員海雲台へ。ここは撤収する」と命じるゴン。
☆☆☆☆
広報室のミョン・スンアに連絡し、”陛下が行事で海雲台へ行く”と公式SNSにアップさせるゴン。
海雲台の街中では”陛下が来る”とみんなが騒いでいる。
マキシムスと海雲台に到着したゴンは、沢山の人で賑わう街中をゆっくりと歩を進めリムを探す。
リムもまたゴンに向かってゆっくりと歩き、1度すれちがうが気づかないゴン。
すれちがった後に気づいたゴンは、振り向いてリムに向かって近づいて行く。
その気配に気づいたリムもまた振り向き、遂に対峙する2人。
「逆賊 イ・リム」と言うゴン。
~回想シーン~
プデチゲ店主から回収した携帯電話が鳴り、ゴンとリムが会話しているシーン。
「この声を覚えているか?私は覚えている」と聞くゴンに、「御無沙汰しています。お元気でしたか?」と返すリム。
「本当に生きていたんだな」とゴン。
「はい。この日を待っていました。25年前に好機を逃したので、別の人生で待っていました」と答えるリム。
「もう少し待つがいい。私が必ずお前を見つけ出す」ゴン。
「皇帝らしいお言葉ですね。待っています。一度葬られたものを復活させてください。その時の混乱が今から楽しみです」とリム。
~回想シーン終~
睨み合う2人のもとへ皇室の警備隊が到着する。
「逆賊の残党だ。射殺しろ!」とゴンが命令し、警備隊が銃を構える。
逃げ惑う人々。
すると、いつの間にかリム側の手下が周りにいて、一般人を人質にとっている。
驚いたゴンは射撃を中止させ、マキシムスから降りる。
そこへゴンに向けて銃が発砲され、すぐに気づいたウンソプがゴンをかばって撃たれてしまう。
リムはそのまま落ち着いた足取りでその場を後にする。
そして人質だった市民2人はケガをさせられる。
このままだと市民が巻き添えになるため、追撃を諦めるゴン。
25年前に死んだはずの逆賊イ・リムがいるということを公にすることはできないため、逆賊の残党であるということを説明する皇室。
☆☆☆☆
大韓民国
テウルとシンジェはイ・ジフン(イ・ゴンと同じ顔の大韓民国の少年)の慰霊碑の前に来ている。
テウルが「兄貴がどうして知ってるの?」と驚いて聞くと、「お前に渡して欲しいとギョンナン(科学捜査班)から資料を預かった。それを見た」と答えるシンジェ。
テウルが事情を説明しようとすると、「知ってる。(テウルが大韓帝国に行ったときに)あっちの世界に俺がいなかった理由も知ってる。
ウンソプがウンソプではないと気づいて、自称”皇帝”ってやつの名前も知った」
「彼が自分の名前を言ったの?」と驚くテウルに、
「いや。言ってみたんだ。俺の記憶にある名前を。イ・ゴン。俺はここにいる。こっちに。お前の隣に。あっちに俺がいない理由はそれなんだ。こっちにいる、この俺。
ここまでが真実で、俺の正体はまだわからない」とシンジェ。
「ここにいたのね。兄貴はこっちにいた」と話を聞きながら涙を流すテウル。
「お前は俺を受け入れてくれるか?」と涙を流すシンジェをテウルは抱きしめる。
☆☆☆☆
大韓帝国
イ・ジョンイン(プヨン君)が自宅に帰ると、そこにはイ・リムが待っていた。
イ・リムの顔にはジョンインの警備達を殺害した血がついている。
「自分のものを取り返しにきました」と言い、机にある指輪を手にするリム。
「私たちには手にできない皇室の指輪だ」とジョンイン。
「長子は私です。母が側室なだけ。これは私のもの」と指輪をはめるリム。
リムはジョンインに歩み寄り、ヨンインの首を絞める。
「従兄上と同じように甥の息の根も止め、萬波息笛(マンパシクチョク)を奪います。そうすればこの私が唯一の存在になれるのです。
完全な息笛を手に入れれば、さらに多くの世界の扉を開けられるでしょう。
そのためには甥を絶望させ、破滅に追い込み、消さねばなりません」
さらに力を入れて首を絞め、ジョンインは殺害されてしまう。
リムは皇室の指輪をジョンインの指にはめ、去って行く。
☆☆☆☆
大韓民国
テウルが道場で相思花に水をやっていると、外にゴンが立っている姿が見える。
手には花を持っている。
「考えてみたら、花の1つもあげたことがなかったな。だから次元を超えてきた」とゴン。
花をテウルに渡し、「もう行かないと。そうだ、まだ言ってなかったな。愛してる。君を心から愛してる」と涙を流しながら伝えるゴン。
そしてテウルにキスをする。
テウルが目を開けると、そこにゴンの姿はない。
「突然私が消えたように見えるだろう。それでも心配はいらない。私は止まった時間を歩むだけだ」
その場で泣き崩れるテウル。
END
「ザ・キング:永遠の君主」第11話予告
「ザ・キング:永遠の君主」第10話感想
遂にゴンとリムが対峙しました!
でもまだ直接対決にはなりませんでしたね。
リムは25年前に死んだはずの逆賊がそのままの姿で戻ったと国民に発表できるわけがないことをわかっていて、余裕な表情。
リムの狙いはやはり萬波息笛をゴンから奪い、この世を支配しようとしている…。
驚いたのは、あっさりというとおかしいですが、プヨン君が殺害されてしまったこと。
重要な役どころのはずなのに、ちょっとあまりにも簡単に殺害されてしまって拍子抜けしてしまいました。
そして、最後のシーン。ゴンがテウルに花を持って会いにやってくるのですが、突然消えてしまうし、テウルはなぜか号泣しているしで、ちょっと理解が難しかったです^^;
今回もヨンのシーンが癒しでした^^
ウンビにバレてしまうシーン。↓
そして、ウンソプ扮するヨンの携帯に刑事から電話がかかってきて焦っているのですが、ゴンが「私はヨンが電話の出るときの低い声が好きなんです」と言われ、ヨンを真似た低い声で「チョ・ヨンです」と電話に出るシーンが笑えました^^
そしてそして、ゴンとテウルが竹林で抱き合っているとき、ゴンのキャメル色のコートを見て「毛玉がたくさん!?」と思ってしまったのは私だけではないはず(笑)
次回予告を見ると、テウルが何者かから逃げているようです。
どんな危険が待ち受けているのでしょうか。
↓第11話あらすじはコチラ