シンジェの衝撃の事実で終わった第8話。
第9話ではどのような展開があるのでしょうか。
「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
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「ザ・キング:永遠の君主」第9話あらすじネタバレあり
大韓民国
ゴンとテウルは大韓民国のイ・ゴンの母と同じ顔であるはずの人物ソン・ジョンヘを訪ねて京畿道坡州市(パジュシ)までやってきたが、そこはただの広大な野原だった。
ゴンは確かなことは2つ、
「1つはソ・ジョンヘはイ・リムといること。もう1つは君との遠出は胸が弾むこと」と言う。
「あなたとイ・リムはどうやって時空を超えるの?」と聞くテウルに、
「今の質問にだけは答えられない」と言うゴン。
☆☆☆☆
シンジェがホテルのゴンの部屋へ向かう。
~回想シーン~
少年時代のシンジェ。街中で母がシンジェに「ここで待ってて。すぐ戻るわ」と言って去って行く。
後ろのテレビではゴンが泣きながら哭礼の儀に臨んでいる映像が流れている。
その様子を見ているシンジェ。
大韓帝国の旗が街中で揺れている。
~回想シーン終~
”スモモの花の紋章、人々、慟哭…”
「あの泣いていた子が本当にお前なのか?お前が本当にイ・ゴンか?」とゴンに掴みかかるシンジェ。
「これは確かだ。戻らなければならない理由がわかった。おそらく私は君の祖国の皇帝だ」と答えるゴン。
「覚えていることを教えてくれないか。場所でも人でもいい。協力してくれ。私も手を貸そう」とゴンが続けると、
「聞きたいのか?じゃ、消えてくれ」と言い、力なく歩いて出ていくシンジェ。
「イ・リムに連れてこられたんだろう。国葬だけを覚えているのは幼いときに来たからだろう」とヨンに話す。
「イ・リムはなぜ子供をここに?」と言うヨンに、
「イ・リムが必要だったのは彼の親だろう。どちらの世界でも」と答えるゴン。
☆☆☆☆
テウルの家の前にいるシンジェ。
「ウンソプに会った。でも別人だった。知ってただろ」と言うシンジェに、
「兄貴はどこまで知ってるの?」と聞くテウル。
「お前はどこまで知ってるんだ?やつを信じるのか?」と怒るシンジェに、
「彼の全てを信じてる。説明できることは何もかも話すわ」と言うが、シンジェは去ってしまう。
シンジェは幼い頃に育った家の前に行く。
~回想シーン~
大韓帝国。
幼いシンジェは戻らない母の帰りを待って泣いている。
そこへ「お母さんは?」と声をかけてくる男性。イ・リムだった。
「私が見つけよう」と言う。
シンジェが目を覚ますと、シンジェの母がベッドの脇で泣いている。
「息子の意識が戻りました」と医師を呼ぶ母。
~回想シーン終~
☆☆☆☆
ゴンがホテルの部屋の洗面所にいる時、また時が止まる(イ・リムが大韓民国にやってきた)。
イ・リムは車に乗っている。
運転手の男が、
ケアセンターに刑事が来たこと、チャン・ヨンジが拘置所に入ったので携帯を解約し、隠された携帯を探していること、キム・ギファン(プデチゲのお店の店主。ゴンが捕まえた男)が消えたことを報告する。
「亀裂が生じ始めたか」と呟くイ・リム。
☆☆☆☆
ゴンがプデチゲ店主キム・ギファンから没収した携帯電話が鳴る。
その電話が鳴るということはイ・リムからだとわかっていたゴンは、
「”天地万象の根源を動かし”、”邪鬼を撃退し”、”玄妙な道理として斬り、これを正せ”(四寅剣に刻まれている文字。ゴンは幼少の頃にイ・リムからこの言葉を教わっていた)。
この声を覚えているか?私は覚えている。せいぜい用心しろ。
お前は今大韓民国にいる。今分かったぞ」と言う。
携帯電話を火の中に投げ入れるイ・リム、携帯電話を折るゴン。
☆☆☆☆
川沿いでデートをしているゴンとテウル。
金曜日のク総理からの国政報告のためにこれから大韓帝国に戻る予定のゴン。
テウルが追っている殺人事件の被害者イ・サンドの写真を罪に問われる覚悟でゴンに渡すテウル。(イ・サンドの店から携帯電話を没収しており、その携帯電話に大韓帝国のニュースが録音されていた)
イ・サンドの写真を見て思い出すゴン。
大韓帝国で馬具職人のイとして挨拶されていた。
「この男に会った」と言う。
「イ・サンドが生きてるの?」と驚くテウル。
「この件はまかせてくれ。それからヨンを残してウンソプ君を連れて行く。イ・リムが今大韓民国にいる」とゴン。
「それなのに向こうに行くの?」と聞くテウルに、
「ヤツが来るのを待ち伏せる。ヤツは必ず私の世界で捕えねば。ヨンを置いていくのは最悪の場合に備えてだ。ここでヤツを射殺できるのはヨンだけだから」
☆☆☆☆
大韓帝国
竹やぶに戻ってきたゴンとウンソプ。
そして大韓民国で捕まえたプデチゲ店の店主キム・ギファン(←自害しろと言ったけど生きてたんですね)。
ギファンを地下に監禁し、一切口外しないようにソク副隊長に命じる。
そして、2つの極秘任務を与える。まず竹やぶに警備を配置し、現れたものは皆逮捕する。特に70代の男性。
もう1つは昨年の外部行事の防犯映像を揃えること。
☆☆☆☆
マキシムスがいる乗馬場へ向かうゴン。
そこではちょうど獣医と馬具職人のイ(←イ・サンド)が作業していた。
ゴンが自分を直視していることに動揺しているイは持っていた道具で手を切ってしまう。
「その程度の器でよくここへ来られたな」と言うゴン。
イ・サンドを自宅に監禁し、皇宮への出入りを禁止し、外部の者とは誰とも接触させないよう命じる。
☆☆☆☆
大韓民国
警察署ではシンジェが21日間の有給休暇を取ったと話している。
テウルが電話するが繋がらず、自宅を訪ねるが応答がない。
シンジェはテウルから逃れるためにクラブで飲んでいる。
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大韓帝国
ゴンとウンソプが執務室にいる。
そこへク総理が到着。年末決算の作業を徹夜でする2人と見守るウンソプ。
ク総理が「この前の旅行者はお戻りに?」とテウルについて聞く。
ゴンは「無事に戻りました、日常に」と答える。
「結婚願望は?」といきなり聞くク総理。
「皇室に嫁ぐつもりですか?」とゴン。
「可能ですか?」と聞き返すク総理に、
「ダメです。心に決めた人がいます」ときっぱり言うゴン。
驚いた表情のク総理。(前のシーンでは前夫に「次は皇后になりたい」と言い切っています)
☆☆☆☆
大韓民国
ヨンとテウルはナリのカフェにいる。
ヨンは金の牛を渡し、これを高く売ってお金にしたいと言う。
機動力確保のために必要だと言い、車の免許センターに通い運転免許を取得するヨン(ウンソプは運転が苦手、特に右左折が苦手でテストに受からなかったらしく、ヨンは飽きれている)
テウルは売る代わりにホテルをアジトとして使わせてほしいとお願いする。
☆☆☆☆
大韓帝国
ヨンのノートパソコンを見ているゴン。
そこにはテウルが大韓帝国に来た時に1人で歩いていた様子が録画されている(ヨンが尾行していたので撮影していたよう)。
そんなテウルを愛おしそうに見るゴン。
~回想シーン~~
ゴンとテウルがテコンドー道場にいる。
大韓帝国で買ってきた”相思花”の種を植えたが芽が出ないと話すテウル。
世界を超えるときの4次元のような空間にも種を蒔いてきたテウルは、そっちにも芽は出てないか聞く。
「言っただろ。あそこには光も風も空気もないと」と答えるゴン。
「果てまでは行った?」と聞くテウルに、
「行こうとしたがたどり着けなかった。そこに1日いる間に外では2ヶ月が流れてしまうから」とゴン。
「そこにいると年を取らないってこと?ちょっと待って。じゃ、私が年上かも」と笑うテウル。
「君が恋しくなるだろう。一緒に行かないか?私の世界で一緒に暮らさないか?」と聞くゴン。
「”一緒に行こう”は禁止。ここに父さんやナリ、警察のみんながいるんだもの。私を困らせないで」と答えるテウル。
~回想シーン終~
ゴンがテウルの映像を見ていると、ある書店の前をテウルが歩いており、書店前にはヨーヨーをしている少年がいる。その少年がふいにカメラの方に視線を向け、じっとこちらを見ている。
驚いたゴン。
少年はまたヨーヨーをし始めるが、雷が鳴り、ゴンの肩がまた痛む。
もう1度よく見ると、その店の名前は”ヘソン書店”、日付が”2022年5月27日”と表示されている。
「2022年?(今は2019年)機器の不具合か?」と思うゴン。
しかしテウルをよく見るとあの日の服装と違う…。
「何なんだ」と動揺するゴン。
☆☆☆☆
大韓民国
イ・リムの元に手下がやってくる。
シンジェがソン・ジョンヘの息子の納骨堂に来ていたこと、ケアセンターに来ていた刑事はチョン・テウルというチャン・ヨンジを逮捕した刑事だとわかったことを報告する。
「カン・シンジェ、私の想定ミス。チョン・テウル、想定外の人物」と呟くイ・リム。
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大韓帝国
ソク副隊長が「(映像に写っていた)ヘソン書店は登録されていません」とゴンに報告し、頼まれていた外部行事の監視映像を渡す。
「今度時間が止まったら、ヤツは大韓帝国だ」と思うゴン。
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古書店(映像に写っていたヘソン書店)の店主が本の整理をしていると、お客が入ってくる。
イ・ジョンイン(プヨン君)だった。
動揺する店主(以前は皇宮でイ・リムの元で働いていた)。
「医学書があれば時間潰しに読もうかと」と言うジョンインに、「あいにく医学書は扱っていません」と視線を外しながら話す店主。
ジョンインが去り際に「以前どこかで会いましたか?」と聞くと、「私は存じ上げています。皇族のお方ですから」と答える店主。
☆☆☆☆
皇宮でゴンが立っている。降る雪を眺めながら、
「チョン警部補、新年明けましておめでとう」と呟くゴン。
するとまた時が止まる。
「ついにイ・リムが大韓帝国に来た」と歩き始めるゴン。
人々で賑わう街中を歩くイ・リム。
そこへゴンがマキシムスに乗って登場し、みんなが集まって騒ぎ始める。
ゴンはリムを探しながらゆっくりと歩を進める。
「ヤツは間違いなく私を見ていたはずだ。だが映像には写っていない。なぜだ」
さらに進んで行き、リムとすれ違うのだが気づかないゴン。
ほくそ笑むリム。
~回想シーン~
テウルが「そこ(4次元のような空間)にいると年を取らないってこと?」と言っていたのを思い出し、再度映像を見て驚いて立ち上がるゴン。
そこには教会の葬儀から出てきたイ・リムの姿が。しかも全く年を取っていない。
「あり得ない。まさか…」と言うゴン。
”ヤツはあの場所で年を取らずにいた”
~回想シーン終~
リムとすれ違った後に止まり振り返るゴン。
リムも歩を止め、振り返る。
向き合う2人。
”不老かつ不滅の命。お前の狙いはそれだったのか。永遠”
「逆賊 イ・リム」と怒鳴るゴン。
睨み合うゴンとリム。
END
「ザ・キング:永遠の君主」第10話予告
「ザ・キング:永遠の君主」第9話感想
第8話ではシンジェが大韓帝国の人間だった!という衝撃の事実で終わった割には、第9話ではそれについて触れられることがほとんどなく…。
正直今回はあまり引き込まれる内容ではなかったかな^^;
韓国での視聴率もいまひとつのようですね…。
あと、テウルがゴンに対して「本当に恋愛は初めて?」とやたら聞くのも気になるし、ク総理にもステーキ丼を作ったことがあるのか、とか、やきもちっぽいことを言ったりするのも、なんか違和感があるんですよね。
前回も書いたのですが、そこまで2人が燃え上がっているように見えないというか…。
普通だったら嫉妬しててかわいいシーンなんでしょうけど、なんか感情移入しにくいですね。
↓ゴンが「私の世界で一緒に住まないか?」と言うシーンです。日本語字幕できます。
テウルは家族や同僚がいるから一緒に行くことはできないと言い切っていますよね。
そうなってくると2人の結末ってどうなるんでしょうか。
お互いそれぞれに世界を行き来しながら生きていく?
さて、遂に対面を果たしたゴンとリム。
直接対決となるのか!?
最後に、↓4次元みたいな空間から風船持ってきちゃったウンソプ。
↓第10話あらすじはコチラ
↓22日発売の韓流ぴあはイ・ミンホが表紙。