ルナに毒を入れられ倒れてしまったゴン。
14話ではテウルとルナが対面します。
「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
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「ザ・キング:永遠の君主」第14話あらすじ
ヤンソン・ケアセンターで怪しい雰囲気の病室に入ったシンジェ。
ベッドのカーテンを開けると、そこにはなんともう1人のシンジェ(大韓民国の本物のシンジェ)が人工呼吸器をつけられ眠っている。
呼び出しボタンを押すと女性の職員が現れた。その女性は最初の殺人事件の被害者イ・サンド(今は大韓帝国で捕えられている)の妻だった。イ・リム側の計らいで就職させてもらったよう。
「家族は面会には来ていない」と言われる。
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床に倒れたゴン。
ルナがゴンのポケットを探っている。
「狙いはムチか?ここにはない」と言うゴンに、「どちらかは頂きますよ。ムチか、お命か。陛下のお命はイ・リムが望み、ムチは私が欲しいので」とルナ。
そこへヨンが買い物から帰ってくる。倒れているゴンの元へ慌てて駆け寄った隙に逃げるルナ。
ヨンはテウルへ連絡し、テウルは慌てて国立科学捜査院のキム課長に救援を頼む(ゴンは身元不明者になるので普通の病院には行けないため、課長の友人の病院へ運んでもらう)。
病院に駆け付けたテウルはキム課長から「(ゴンは)命に別状はない。じきに意識は戻る」と聞かされ安心する。
テウルはヨンから「毒殺を試みた者はあなたと同じ顔だったので、あなたも信用できません」と病室への入室を断られる。
目を覚ましたゴン。
「陛下、皇宮に戻りましょう」と言うヨンに、酸素吸入器を外し「私が戻るまでテウルを守ってくれ」とゴン。
「私を救ったのは私だった。それが今夜だ。あの夜に聞いた笛の音が聴こえ始めた」と説明する。
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黒い服を着て竹やぶのとう竿支柱の前に立っているゴン。
大韓帝国でも同じように竹やぶの支柱の前に立っているイ・リム。
2人同時に支柱の中に入って行く。
空間の中で2人はお互いが今同じ扉の中にいることがわかり、走り出す。
オス書店の前にいる少年(テウルを助けた少年)が、ソ・ジョンヘ(イ・ジフンの母・ゴンの母と同じ顔)に「次元の扉の中で笛が1つになると、時間と空間の軸が同時に生じるんだ。笛は元に戻ろうと割れる直前に移動する」と話している。
その話を聞いているソ・ジョンヘは、「その2人はどこへ行ったの?」と質問する。
「皇帝も反逆者も同じ所に移動した。謀反の夜に」と答える少年。
「皇帝は反逆者から2つの世界を守るために。反逆者は謀反に失敗する愚かな自分を助けるために」
~1994年大韓帝国 謀反の1時間前~
皇室の衣装部屋にある皇帝の韓服の前にこれから謀反を起こすイ・リムが立っている。
そこへ現在のイ・リムが入ってくる。
「何者だ?お前は誰だ?」と聞く当時のイ・リムに、
「お前を助けに来た。正確には愚かな自分自身を助けに」「私はお前だ。2020年からきた。やるべきことを教える。向かうべき場所は皇太子(ゴンのこと)の寝殿だ。ヤツを殺せ。そうすれば未来が変わる。今夜の反逆を阻止するのは皇太子だ」と指示をする。
当時のイ・リムは、「つまりお前は謀反に失敗したってことか。年をとっても愚かなままだな、お前は。お前が私なら、剣はここだろ」と言い、
現在のイ・リムが持っている息笛がついた傘を奪い、息笛を引き抜いて出てきた剣で現在のイ・リムの首を斬る。
床に倒れる現在のイ・リム。首からは大量の血が流れ、意識を失っている。
息笛がついた剣を握りしめた当時のリムは、「息笛は私がもらう。お前ではなく」と言い、息笛を手の平の上に乗せるが、息笛は粉々になり飛んで行ってしまう。
~1994年大韓帝国 謀反の1時間前シーン終~
「反逆者は自分を助けられなかった。その代わり今の自分を作った」と話を続ける少年。
「まるで見てきたように話すのね。あなたは誰?この辺に住んでるの?」と聞くソ・ジョンヘ。
「僕は危険を知らせ、敵兵を退ける。1つになって完全な自分に戻りたいから」と答える少年。
「それで皇帝はどうなったの?」
「運命を追ってる。道に迷わず無事に戻ってこられるかな。半分の笛は力が弱いから」
~謀反の夜~
暗殺の現場に来たゴン。イ・リム側の人間を次々に拳銃で撃って行く。
イ・リムは逃走し、8歳のゴンも倒れている。
リムを追いかけるためにその場を去ろうとするゴン。そこへノ尚宮がやってくる。
「何者だ。逆賊の仲間か?」と聞かれ、「そなた、私と出会っていたのか。私はそなたの主君だ。運命を追っている。だからここを通してくれ」と言い、足早に去るゴン。
外に出て血痕の後を追って行くと、門の前にたどり着いた。
そこではイ・ジョンイン(プヨン君)の息子が門を施錠しているところだった。
「お前だったのか。イ・リムを逃がした張本人は。それでヤツは皇宮を脱出し、大韓民国へと向かった」と呟いたゴンは、イ・ジョンイン(プヨン君)の息子の足を撃つ。
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大韓民国
シンジェは服役中の父の面会に来た。
母親に確認したところ、父親は逮捕される前にケアセンターを経営していたという。
「父さんだな。俺をカン・シンジェに仕立て上げたのは」と言うシンジェ。
「会ったのか。お前もあの男に」と驚く父親。
「だから俺を息子に?イ・リムがケアセンターと遺体安置所が必要だったから」と話すシンジェに、
「シンジェが意識不明になり妻は絶望していた。そんな時あの男が来て、お前の写真を見せた。息子のダミーをやるから、ケアセンターを売ってくれと」と説明され、怒りで涙を浮かべるシンジェ。
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ゴンが支柱の扉から竹やぶへと出てきた。
竹やぶを走っているが、周りの様子が違うことに気づく。
公衆電話は古く、”1994年ポケベルサービス”と書かれた紙が貼られている。
周りの人のファッションも古い。
新聞を読んでいる人を見ると、新聞の日付は”1994年2月20日”と書かれている。
ゴンは再度支柱を通り抜け、大韓帝国へと行く。
すると大韓帝国でも1994年のゴンの初めての公務の映像が流れている。
また大韓民国に戻るゴン。
新聞の日付は”1994年12月22日”。
「息笛が1つになった時だけ時空間の軸が生じるのか。半分だと並行移動しかできない。2020年に移動するためにはあと26年。次元の扉の中では約4ヶ月か」と頭を抱えるゴン。
そばにある公衆電話で警察に電話し、1994年リムに殺された大韓民国のリムと同じ顔の人物、皇帝と同じ顔の人物、そしてゴンと同じ顔の少年の身に危険が迫っていることを伝える。
しかしもうすでに事件が起きており、手遅れだった。
テウルの家に足を運ぶゴン。
そこには当時5歳のテウルがいた。
「あと26年待たないとな。だがすぐ行く。君の所へ向かう途中だ。また会おう」とその場を去るゴン。
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現在の大韓民国
科学捜査班のギョンナンからテウルに電話がある。
「妙なものを見つけたんだけど。聞き覚えのある美声よ。聞いて」と言われ流れてきた音声が、ゴンが公衆電話から警察に電話したのを録音されたものだった。
「1994年に通報したという記録が突然現れたの。あなたが探してた子(イ・ジフン)。その一家を殺した容疑者よ」と言われると、急にテウルの5歳のときの記憶が蘇る。
そこにはゴンがテウルに話しかけている姿が。
「1994年に来てしまった。でもすぐに行く。向かう途中だ」と話している。
「記憶が…更新された。思い出した。5歳のときに彼が会いにきたの」と涙を浮かべるテウル。
「1994年ってことは…、謀反があった年。あの夜に戻ったのね。その後に大韓民国に来た。彼は今…過去にいるのね」とゴンを想い涙する。
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警察署
イ・リムの手下で院長に金をもってくる男の居場所を突き止める為、ケアセンターに出入りした車の追跡映像を確認している強力班チーム。
そして居場所を突き止める。
一方その手下達がいるビルの一室ではケアセンターと通信ができなくなったことがわかり、部屋をガス爆発させる逃げる準備をする。
テウル達が到着したとき、部屋が爆発する。
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竹やぶに来たテウル。
公衆電話に寄りかかり、ゴンを思い出していると、また記憶が更新される。
~2016年4月選挙の日~
チキン屋にいるテウル・テウル父・シンジェ・ウンソプ・ナリの5人。
それぞれの携帯に見慣れない番号から電話がかかってきている。
シンジェが電話に出ると、「カン・シンジェ?隣にいるチョン警部補に代わってくれ」とゴンの声。
テウルは店の真向かいにある公衆電話にいるゴンの姿を見ている。
店を出てゴンの元へ向かうテウル。
「私を知ってるでしょ?子どもの頃にも会いに来たわよね。あなたは誰?あのときと同じ格好だし。声も顔も変わってない」とテウル。
「常に私を助けてくれる5人が集まっていてうれしいよ」とゴン。
「どうして私が警部補だと知ってるの?」と聞くテウルに、
「覚悟はしていたが、私を知らない君に会うのはやはり悲しいな。君の記憶に私を刻むために来た。今はまだ別の時間に存在してるから。私が会いに行くまで、諦めないで待っててくれ。光化門で再会する。もう少し私に優しくしてほしい。それから私ともう少しだけ長く一緒にいてくれ。あまり時間がないんだ」
「どうして私たちまた会うの?」と聞くテウルに、
「運命だから。たびたび会いに来られないのは息笛の亀裂が深まってきてるからだ」と言い、「また会おう」と去って行くゴン。
~2016年4月選挙の日シーン終~
当時の記憶を思い出し涙するテウル。
すると公衆電話の台に”2016.4.3 もう少しだけ待ってくれ。もうすぐ会える”とゴンが書いた文字が浮かび上がってくる。
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2019年大韓帝国 ゴンが出場した競艇大会の日
警備をしているヨンの元に黒い服を着たゴンがやってくる。
「ヨットに上にいるはずじゃ?」と驚くヨン。
乗馬場のセキュリティーカードをヨンからもらい、近くにあったうさぎの耳がついたパーカーのポケットに入れるゴン。
そして、「お前はいつか大韓民国へ行く。そこに残された時、ソ・ジョンヘの居場所を突き止める。酒を飲みながらそれを私に話そうとしたはず。カン刑事に助けを求めろ」と言う。
その後ルナがそのパーカーを取って走って行く。
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大韓民国
スーパーに買い物に来たルナとテウル父&ナリ。
テウル父とナリのやり取りを見て笑うルナ。
それを影から見ているテウル。テウルに気づいたルナは足早に路地裏を歩いて行き、それを追うテウル。
曲がり角を曲がるとルナが待ち受けており、テウルは腹部をナイフで刺されてしまう。
その場を去って行くルナ。
テウルは路上に倒れながら光化門でゴンと出会ったときを思い出している。
初対面のゴンに、「今はこうしないと後悔しそうだから」と言い、ゴンを抱きしめるテウル。
END
↓2016年に会いにきたときのシーン
「ザ・キング:永遠の君主」第15話予告
「ザ・キング:永遠の君主」第14話感想
書店の前にいつもいる少年がいつも謎の少年だなと思っていたのですが、「1つになって完全な自分に戻りたい」と話していました。
これって、もしかして萬波息笛ってこと?萬波息笛の化身??
だから自分だけで両方の世界に行けて、テウルのことを助けたりできたということ??
ソ・ジョンヘに話していたということは、このときは大韓民国にいたんですよね。
うーん、この少年が重要な役割を果たしているということですね。
そしてシンジェが大韓民国にやってきた経緯もわかりました。
でもそんな理由のために入れ替えさせられて、かわいそうです…。
ゴンはまさかの1994年から戻れないという…。26年待つってあり得るのか!?
お金もないのにどうやって食べているのか、とか気になる(笑)
そしてテウルの記憶が更新されるという、ちょっとこっちも複雑すぎて頭が混乱しそうです^^;
ルナに刺されてしまったテウルはどうなってしまうのでしょうか。
↓みなさん素敵な笑顔^^
↓第15話あらすじはコチラ