「僕はぜったいにピルグとあなたを泣かせたりしない」と力強く言ったヨンシク。トンベクの気持ちもヨンシクに揺らいできています。
第1話あらすじはコチラ>>
第2話あらすじはコチラ>>
第3話あらすじはコチラ>>
第4話あらすじはコチラ>>
「椿の花咲く頃」人物相関図
↓画像をクリックすると大きく表示されます
第5話 願い、浮気、波乱
雨の中相合傘で歩くトンベクとヨンシク。
ピルグが好きなギョーザをお土産に買って帰るトンベクに、「今度ギョーザを食べにケブ島へ行こう」と言うヨンシク。
「ギョーザを食べるのにわざわざケブ島へ?船に乗り遅れたとかいって1泊するつもり?」と笑うトンベクに、「10年も前に橋ができてますよ」と突っ込むヨンシク^^;
そこへピルグが登場。2人の姿を見て怪訝そうな表情。
「おじさんはお母さんが好きなの?好きならもうお店には来ないで」と言う。
「ジュンギのお父さんも、餅店のおじさんも、お母さんを好きなくせにいじめられてても見てるだけじゃないか。なにが”好き”だ」というピルグに、
ヨンシクは「僕はそんなズルい人たちとは違う」と言うが、「お父さんもお母さんが好きだったのに今は中国で幸せに暮らしてる。だから言い寄ってくる人はみんな嫌い」と言われてしまう。
「お前が嫌がることはやらないことにするよ。気持ちは分かるよ。僕も子供のころ母さんを守ろうと必死だった。だからお前を傷つけはしない。とにかく言いたいことは、よく寝ろ。お前はたくさん食べて遊んでたっぷり寝る年ごろなんだ。だから寝ろ」とヨンシク。
「僕に従ってね」と言い家に入って行くピルグ。
☆☆
ジョンリョルは酔っぱらって妻が住む妻の実家に行く(妻は結婚してからも実家に住んでいる)。
ピラティス代500万ウォンのカード明細を見せ、高額すぎると責める。
「妻の高額なレッスン代を払う男もいるのに、ある子は48万ウォンがなくて青島に行けないんです。すごくつらいんです」と言い涙を流す。
自宅に戻り、「母親も息子も心配させやがって」とつぶやくジョンリョル。
☆☆
ノ・ギュテはヒャンミと水上スキーへ行った帰りの車中。ヒャンミにまた尊敬していると持ち上げられ、のぼせあがっている。
☆☆
ヨンシクはトンベクとピルグを見送り、「母親も息子もかわいい」と満面の笑顔。
ジョンリョルの顔アップー願い(바람)
ギュテの顔アップー浮気(바람)
ヨンシクの顔アップー波乱(파란)
☆☆
ヨンシクの帰り道。携帯の着信音が聞こえてくる。
不審に思い路地裏に入ると、栄養ドリンクが転がっており、逃げる人影が見える。
アップに写し出された地面には栄養ドリンクと沢山の黒い足跡。
「こんなところで何を?」と訝しい表情のヨンシク。
☆☆
翌朝警察署。昨晩拾ってきた栄養ドリンクの空き瓶を科学捜査に出すべきだと所長に訴えるヨンシク。
「まだ事件も起こっていないのにそんなことができるか」と相手にしない所長だが、5年前のジョーカー事件の捜査ファイルを取り出し、ヨンシクに渡す。(5件目のファイルだけは抜き取っている)
「やっと見せてくれるんですね」と意気込むヨンシク。
☆☆
ヒャンミと水上スキーに出かけたノ・ギュテだったが、車のトラブルで朝帰りをすることになってしまう。
帰宅した後、察した妻に「調子に乗ったらあなたのことを地獄の炎で煮つけてやる」と脅される。
☆☆
警察署でジョーカー事件の報告書を見ているヨンシク。
資料の写真の中に黒い足跡の写真と共に「足25センチ 共犯の可能性あり」のコメント。
昨晩トンベクの自宅近くで見た足跡を思い出し嫌な予感がするヨンシク。
☆☆
ヨンシク母の食堂で話すヨンシクと母。子持ちの女性はダメだと頑として譲らない母に、「トンベクさんが好きでたまらないんだ」と訴えるヨンシク。
「だったら2ヶ月会うのを我慢しろ。それでも好きだと言うなら考えてあげるから」と言われるが「2ヶ月で冷めるとでも?俺の愛は永遠だ!」と店の外で叫ぶヨンシク。
☆☆
ノ・ギュテの妻ジャヨンはクリーニング店で仕上がった水着が外にかけられているのを見つける。依頼主の名前を見ると「カメリア」の文字。
そこで夫が水上スキーに行った相手はトンベクだと勘違いする。
怒ったジャヨンはカメリアへ行き、トンベクに対し「12月の契約更新はしないから出ていくよう」話す。
急な話にとまどったトンベクはなんとか食い下がるも冷たくあしらわれてしまう。
そこへヨンシクがやってきて「そんな悲しい顔をしてどうしたんです?」と心配な表情。
☆☆
カメリア店内。キムチを漬けたので会長(ヨンシク母)に持って行ってもいいかと聞かれ、ヨンシクは「僕が持っていきますから」と答える。
その様子を見て「やっぱりダメなのね。ピルグも会長も反対してる。私のことはあきらめて」と言うトンベク。
「人目もありますから、2ヶ月間は自重しようと思います」とヨンシク。
「昔からわかってるんです。私なんて誰からも好かれないと」と言うトンベクに、「僕がいるじゃないですか」とヨンシク。
「別に恋人じゃなかったし、私が親でも反対すると思う。もう慣れてますから。ザッツオーケーです。中2みたいに親に反抗したらダメ。もう来ないで」とトンベク。
☆☆
警察署。所長がトンベクが目撃者となったジョーカー事件5件目のファイルを見せてくれる(前回見せてくれたファイルのときは5件目だけ抜き取っていた)。
「(トンベクを)愛してるんだろ?見せてやるよ。好きだと騒いでないで仕事しろ。いとしい目撃者の安全に関わる問題なんだ」と所長。
そこには事件当日の防犯カメラの映像もある。
<回想シーン>
2014年6月29日 教会にいる被害者ハン・グモクとトンベク。
2人は教会で出会った。
教会を後にした2人はグモクが経営する”エステサロン グモク”に入っていく。
新しく導入したエステマシーンの実習(実験?)としてマシーンの中に入るトンベク(日焼けマシーンのように中に寝転がり、蓋を閉める)。
そこへ店に予約の電話。「今ならだれもいませんよ」と答えるグモク。
しばらくするとチャイムが鳴り、開けたドアの先に立つ人を見て驚き怯えるグモク。
そして犯人に殺されてしまう。
トンベクはエステマシーンの中に入っており、さらに犯人が犯行の前に店内のBGMのボリュームを上げていたため、外で何が起こっているのか全くわからない。
犯人が店を後にしようとしたとき、ちょうどエステマシーンの終了を知らせる音が鳴る。
それに気づいた犯人は室内に戻ってくる。そしてエステマシーンの蓋を開けようとしたそのとき、火災報知器のベルが鳴り響き、スプリンクラーの水が噴射されたため犯人は逃げる。
「そのときに聞こえた犯人の”かすれた咳”を忘れることができない」
カメリア店内で所長から事情聴取を受けるトンベク。
急に火災報知器が鳴り、スプリンクラーが作動した。トンベクはドアを叩く音も聞いた。
「スプリンクラーに助けられたな。でもそんな偶然があるんだろうか」
<回想シーン終>
警察署。
所長「あのときは運よく助かったけど、不安は拭えない。犯人は目撃者が誰なのか知ってるはずだ」
ヨンシク「犯人はトンベクさんにびびって殺人をやめたわけですね」
所長「休んでるだけなのかもしれないぞ」
ぎらつかせた目に変わるヨンシク「不安の芽を摘みましょう。ジョーカーを捕まえます、僕が。彼女を苦しめた報いを受けさせてやる」
所長「その目はやめろ。普通に開け」←(笑)
☆☆
交差点を走るヨンシク。
偶然母に会う。店の唐辛子粉が大量に盗まれたのを警察に届けに行く途中だという。
「それはトンベクさんにあげた」と言われ、驚いた表情の母。
「悪いけど、自重なんてできそうにない」と宣言するヨンシクに、母は近くの店に置いてあった商品で殴ろうとする。
「殴ってボコボコにされても僕は彼女を諦めない」とヨンシク。
母「育ててくれた親を捨ててトンベクを選ぶのか?」
ヨンシク「30年間育ててもらって感謝はしているけど、彼女を1人にしたら30年間後悔しそうなんだ」
母「また目がギラギラしてる」
ヨンシク「ガッカリさせて本当に本当に申し訳ないんだけど、今回も大目にみてくれよ。今までもそうやって育ててくれただろ?」
と言いダッシュで逃げる。
「あのバカ息子をどうすればいいの」と涙ぐむ母。
☆☆
カメリアを閉店させ家路につくトンベク。
その後黒い恰好&帽子をかぶった何者かが栄養ドリンクをカメリア前の空き瓶入れに入れている。
自宅の前に着きキョロキョロとするトンベク。(ヨンシクを探している模様)
「危うく惚れそうだった」と呟き家の中へ入っていく。
直後にヨンシクがトンベクの家の前に到着。
「無事に帰ってきたのかな」と門の外から様子をうかがっていると、携帯の着信音のようなものがまた聞こえてきた。
慌てて音のする方へ走っていくと、黒いコートに帽子をかぶった何者かが走って逃げ行くのを発見する。
そのまま追いかけていき、相手の腕をつかまえ顔を見て驚きの表情。
END
さいごに
ヨンシクがつかまえた人は一体誰なのでしょうか!?
ジョンリョルはピルグの様子を見にきていて、それに気づいたヒャンミはジョンリョルがピルグの父親なのではないかと気づきはじめている様子。
そしてピルグは「僕のお母さんはどうしてあんなに可愛いんだろう」とヒャンミに言うシーンもあって、とっても愛らしいんです。お母さんを守ろうという姿勢がかっこいいです^^
トンベクの衣装はちょっと田舎っぽさがありながらオシャレに見える洋服が多いのですが、これはスタイリストさん達がかなりこだわって手作りした衣装なんだそうですよ。
コン・ヒョジンはこういう衣装を着こなすのが上手ですよね。そしてどのドラマでも独特のオシャレなファッションをしているなと思います。
半面ヨンシクはシンプルすぎるほどシンプルな格好ですが、それがまたヨンシクのイメージなんでしょうね。
ファッションにも注目なドラマです^^