コン・ヒョジン&カン・ハヌル主演「椿の花咲く頃」が遂にNetflixで全話配信されました!
「椿の花咲く頃」人物相関図
出典元:KBS公式HP
第1話ゲルマニウムブレスレットをつけた女
出典元:KBS公式HP
プロローグ
ある湖のほとり。警察の規制線がはられ、沢山の警官がいる。警察の制服を着た男性が歩いている。そこへ担架の上に白い布をかけられた遺体が運ばれてくる。
白い布の中から黒いブレスレットをつけた腕が外に垂れる。制服を着た男性は白い布をめくり…。
☆☆
オンサンという町の酒場通りに新しい住人がやってくる。町のみんなは興味深々で注目している。店の名前は「カメリア」。住人達は生花店をオープンさせると思い、「オンサンは新規参入者には厳しいのに」と話している。
そこへ新しい住人である女性が出てくる。手首には冒頭の遺体につけられていた黒いブレスレットをつけている。
住人たちは新しい住人トンベク(コン・ヒョジン)の美しさに驚いている。ベビーカーをおろしているのを見て、「子どもがいるのね。新婚ね。優しそう」などと噂している。
そこへヨンシク(カン・ハヌル)の母が急いでどこかへ向かう姿を見た住人。「どうやらヨンシクが今度は刺されたらしい」と話している。
☆☆
ヨンシク(カン・ハヌル)の母は占い師のもとへ気つけ薬と縁を切るお守りをもらいに行く。
そこで「あのとき私が銀行へ使いを頼んだせいで運命が変わってしまった」と話し始める。
2003年9月、ヨンシク(当時高校1年生)は銀行で順番を待っている。そのとき隣の席に座る男性の動作が怪しいと感じ、警戒している。そして銀行が閉まる直前、その怪しい男が銀行強盗だとわかり、ヨンシクは強盗をやっつけるが、強盗の前歯を折ってしまい治療費を払う羽目になる。
ヨンシクの人生は常に犯罪との戦いだった。
立小便の最中にもバイク泥棒をつかまえ、タクシーの運転中にスリを発見し、宅配の仕事中に凶悪犯を捕まえる。たくさんの感謝状や表彰状。
結局ヨンシクは警察官になった。
占い師に「ヨンシクは結婚できるのか?」と聞くと、「”ウサギが竜に出会う”と出ている」と答える占い師。「ヨンシクがウサギで、竜に出会うのだ」と言う。「その竜はどこにいるの?」とヨンシク母が聞くと、「東から」と言って指差した先にちょうどトンベクが引っ越しの挨拶にやってくる。
☆☆
ヨンシク母の食堂。トンベクは他の住人に名刺を渡し挨拶する。店の名前が「カメリア」なので生花店と勘違いしている住人達。そこで店はスナック「カメリア」であること、未婚のシングルマザーであることを話す。
☆☆
オンサンの悲哀を糧に店はなんとか6年生き延び…。
トンベクの息子ピルグは8歳小学1年生になっている。
ソウルの女と付き合うんだと豪語しソウルの警察に勤務していたヨンシクは、カメラの前で犯罪者を殴ったため左遷されてオンサンの町に戻ってきた。
カメリアで母トンベクを呼び捨てにする客に対し、呼び捨てではなくちゃんと社長と呼ぶように怒るピルグ。
「母親は優しいのに怖いな。きっと父親似なんだな」と話す客たち。
同じくカメリアで接待をしていたノ・ギュテ(店を貸しているオーナー)はトンベクに大事なお客様なのでピーナツをサービスしろと言うが、トンベクは「8000ウォンです」と答えサービスはしない。
その頃カメリアのテレビでは野球選手カン・ジョンリョル(キム・ジソク)&ジェシカ(チ・イス)夫妻が子育てのリアリティ番組に出演している。仮面夫婦の2人は撮影が終わると喧嘩し、妻ジェシカは近所の別宅へと帰る。一方ジョンリョルは赤ちゃんを抱っこひもで揺らしながらため息をつく…。
その晩、トンベクとピルグがカメリアから家に帰宅する途中、何者かが影から2人の様子を見ている…。
☆☆
ヨンシクと所長が退勤で外に出ると、オンサン警察署の前に「オンサン警察は早くジョーカーを捕まえろ」と看板を掲げた住人が数名立っている。
ジョーカーが5年も静かなのに、ジョーカー事件を題材にした「ふざけるな」という映画がヒットしたことでまた騒がれ始めたという。
ジョーカーは複数の殺人現場で「ふざけるな」と書かれたメモを残していたという。
「ジョーカーは自分が捕まえる」と意気込んだヨンシクは、犯罪について調べるために書店へ向かう。そこでトンベクに出会い一目ぼれをするヨンシク。
書店を出ようとする彼女の目の前に行き、いきなり「未婚です」と言いながら、手元にはなぜか「母乳育児」の本を抱えているヨンシク。トンベクは変態扱い…。
彼女の後をつけていき、法律事務所に入っていくのを見て弁護士だと勘違いする。
小学校の野球場で友人スンヨプに美人な弁護士と出会った話をする。
☆☆
トンベクは”ホン・ジャヨン”法律事務所にいる。事務長が電話にも出ず、ツケも支払わないために訪問した。そこでホン・ジャヨンがノ・ギュテの妻だと知り慌てるトンベク。ジャヨンは夫がカメリアに週5で通っていることを知っており面白くない様子。
☆☆
銭湯からの帰り道。酒場通りを歩いていると住人たちに呼び止められるトンベク。店が繁盛していることを羨ましがられる。本当は住人の店でやる予定だった同窓会が急きょカメリアに変更になってしまい客を奪われたと文句を言われる。
「道徳的にやろう。子どももいることだし、やましいことはしちゃダメと思わない?」と言われ、「私は潔白です。子どもには貧乏をさせているけど、恥知らずではない。私は何もしていません」と言い切るトンベク。
☆☆
ヨンシクの歓迎会をするためにカメリアに行く警察署一行。そこでトンベクに再会し、彼女が弁護士ではないことを知る。
ピーナツ代をサービスしろとまた言ってくるノ・ギュテ。仕方なくピーナツを出すトンベク。するとギュテがトンベクの腕をつかみ「少しだけ飲め」と言ってきた。「これを一気飲みしたら家賃を上げない」と言われ、差し出されたスコッチを一気飲みするトンベク。
「今日は飲みたい気分だったんです。ごちそうさまです」と笑顔になるトンベクを見て、「いつもそんなふうに笑えばいいのに。兄さんだと思ってピーナツもサービスしてくれ。楽しく飲もうじゃないか」と言うギュテ。
それに対してトンベクは「出されている料理に私の腕と笑顔の料金は含まれていません。ここは飲食店です。ここで買えるのは飲食物だけです」ときっぱりと答える。
そのセリフを聞いたヨンシクは胸を打たれる。
腹を立てたギュテは結局ピーナツ代8000ウォンを払わずに店を後にする。
それを見たヨンシクは怒り、ギュテの財布を奪い、トンベクのもとへ走る。「ノ・ギュテの金です」とお金を渡す。
「なぜ、あなたが?」と聞くトンベクに、「美人はかよわいと思っていたけど、あなたの毅然とした態度を見てファンになりました。毎日来てもいいですよね?」と笑顔で言うヨンシク。「変なヤツがきた」と思うトンベク。
電光看板には「あなただけを愛しています」の文字。
☆☆
エピローグ
冒頭の湖でのシーン。
遺体にかぶせてある白い布をめくり、泣き顔になるヨンシク。
END
感想
オンサンという町は架空の田舎町ですが、ロケ地は九龍浦(クリョンポ)という町です。かつては日本人町として栄えていたそうです。
https://www.instagram.com/p/B5Pf5BuHkKX/
現在ロケ地ではたくさんの方で賑わっているのがわかりますね^^
冒頭でいきなり遺体があがってくるシーン。一体誰が死んでしまうのでしょうか。
1話からヨンシクの真っ直ぐな性格が描かれていて微笑ましかったです^^