第3話のラストでは一旦大韓帝国に帰ったイ・ゴン。
第4話ではまたテウルの元へ戻ってくるのでしょうか。
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「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
「ザ・キング:永遠の君主」第4話あらすじネタバレあり
大韓帝国
イ・リムと古書店主ユ・ギョンム(イ・リムの手下)が海辺に立っている。
するとイ・リム以外の時が一瞬止まる。
イ・リムは少し前にやはり時が止まったことを思い出し、何か納得したような顔。
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大韓民国
テウルの友人ナリのカフェでウンソプがアイスラテを淹れてもらうが、「あちっ」と言って手を離す。
同時に大韓帝国の近衛隊長チョ・ヨンも熱いホットコーヒーをこぼし、ウンソプとヨンが同時に耳たぶを触っている。
「アイスティーラテだよな?でも熱かったんだ」と言うウンソプ。
大韓帝国
ク総理が予定外にやってくると聞いて「面倒な女だ」と呟くヨン。
そこへイ・ゴンの姿が竹林で探知されたと連絡がくる。
イ・ゴンが所在不明であることを確認しに来たク総理は、それを隠そうとするノ尚宮を押しのけて無理矢理書斎に入り込む。
するとそこにはゴンとヨンの姿が。
「今日は国政報告は言い訳で陛下の不在を確認に来たのですが、来てよかったです。今日陛下に貸しができたので、この答えは宿題に」と言うク総理に、
「私は総理に貸しをつくらない。不在の時間が後世にどう伝わるか見届けよう」とはっきりと言うゴン。(脅しというか駆け引きにはいちいちのらないということですかね)
ゴンが戻ってきて安心したノ尚宮だが、ジャケットのダイヤモンドが全てなくなっていて嘆いている。
ジャケットのポケットを確認すると、クマのぬいぐるみのキーホルダーと、チキン屋のポイントカード、そして金素月の詩集が入っていた。
外ポケットの(クマのキーホルダー・ポイントカード)は書斎に、内ポケットの(金素月の詩集)は寝殿にとノ尚宮に指示するゴン。
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ゴンは従伯父(いとこおじ)であるイ・ジョンイン(プヨン君。皇位継承2位)に会うためにジョンインが医学の教授をしている大学に会いに行く。
ジョンインはゴンが孤児になったときから陰でゴンを支え続けてくれる存在。数学について手解きをしてきたのもこの従伯父。
ゴンが時々皇宮を抜け出し行方不明になるのも温かく見守っている。
部屋にある幼少時代のゴン&ジョンイン&ノ尚宮が写っている写真立てを見て、
「小学校の遠足の写真ですね。桜が満開の時期に私はノ尚宮とおじ上の手を握って写真に写りました。家族と離れて暮らすおじ上の手を握って。そんな私を恨んでいるのでは?」
と聞くゴンに、
「恨むはずがありません」と答えるジョンイン。
「(ゴンの)父の腹違いの兄は弟を殺し、甥である私の命まで奪おうとした。おじ上の子と孫は私のせいで国を追われました。教えてください。おじ上は私の味方ですか?敵ですか?」
「聞くまでもなく、味方です、陛下。証明するために子と孫を殺しましょうか。親としてそれだけはできず、断腸の思いで海外へ送ったのです。何か悪い噂でも聞きましたか?」と答えるジョンインに、
「私は噂に惑わされません。答えてください。私に隠し事を?私はおじ上を慕っています。真実を話してください」と言い、内ポケットから封筒を取り出す。
「私が長い間解けない問題です。証明するために手助けを」と封筒を差し出し、部屋を後にするゴン。
封を開けると、そこには”イ・リムの死体検案書”があり、”イ・ジョンイン”のサインがある。
イ・リムの遺体(実際は大韓民国の車椅子の男性)が海辺で発見されたときに遺体を検案したのがジョンインだった。
その検案書を手に取り、大きなため息をつくジョンイン。
ゴンは帰り道に図書館に寄る。大韓民国でテウルと過ごした図書館を思い出していた。
一方、大韓民国ではテウルも図書館で”パラレルワールドの世界”についての本を読んでいた。
お互いに思い出し合う2人の姿。
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大韓民国
テウル同僚シンジェが自宅で掃除機をかけていると母親が帰ってきた。
「どこへ行ってたの?」と聞くと、
「あなとの同級生のお母さんたちと会ってたの」と答える母。
「賭場へ?」再度聞くと、落ち着かなくなる母に、
「もう2度と行くなと…」と言い、バッグを取り上げると中からは大量の札束。
「大勝ちしたのよ。これで最後にするから。本当よ」と言う母。
怒ったシンジェは母を連れ、最近強力班チームに入った新人のチャン・ミカエル(通称チャンミ)と共に賭場へ乗り込む。
警察にも通報し、母も含め、現行犯で全員逮捕させてしまう。
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図書館の帰り道。テウルは路上に停めてある車に乗ろうとキーを出す。キーにはゴンとおそろいのクマのぬいぐるみのキーホルダーがついている。
そのキーホルダーに絡まった警察のIDカードをほどき、クマのキーホルダーを見つめていると、自転車に乗った少年がぶつかってきてIDカードを排水溝の蓋の上に落としてしまう。
そしてIDカードは排水溝の中へ…。
(このぶつかってきた少年、第3話で大韓帝国でイ・リムが出入りしている古書店の前でヨーヨーをしていた少年と同じだと思います)
警察署科学捜査チームのギョンナンから電話があり、ゴンから没収したお札について連絡がある。
警察署に戻ると、ギョンナンから「これは何なのよ?」とお札を見せながら言われるテウル。
「何なのっておもちゃでしょ?」と返すが、
「これ、本物よ。あいつの顔の透かしまで入ってる。あり得ないことだけど本物なの。紙もインクも彩文の技術まで完璧よ。銀行が発行した正真正銘の紙幣なの」とギョンナン。
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大韓帝国
古書店で本を手に取るイ・リム。
そこには”皇帝還宮”のメッセージカード。
時が止まった瞬間を思い出し、「ついに私の甥も伝説と向き合ったのか」とゴンが2つの世界を行き来し始めたことに気づく。
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皇宮で25年前に拾ったテウルのIDカードを見つめるゴン。
そこへヨンがやってくるが、また一瞬時が止まる。
「時間が止まった。2回目だ。感じたか?」と聞くゴン。
「陛下。今回はどちらへ?」とヨンに聞かれ、「別世界に。首都はソウルで、光化門にイ・スンシン像がある。国名は大韓民国だ」と答えるゴンに、
首をふりながら「御医を呼びます」と去って行くヨン。
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大韓民国
イ・リムが車に乗っている。(さっき時が止まったのはイ・リムが大韓民国に行ったからですね)
運転手を務めるのは大韓帝国では古書店主ギョンムと同じ顔の人物。
「あちらにいる私と差別しないでくださいね」とその男は話している。
イ・リムが向かった先は25年前にイ・リムによって夫と息子(ゴンと同じ顔の少年ジフン)を殺された女性ジョンヒェの部屋。
「また納骨堂へ行ったのか?」と聞かれ、「私もいつ死ぬかわからないから生前予約よ」と答えるジョンヒェ。
「今日は夕飯はいらない。外食しろ」と去っていこうとするイ・リムに、「なんであなたは年をとらないのよ!」と雑巾をなげつけ泣いている。
リムは別室に入り、暗室で写真の現像をしている。
そこには1人の路上で眠る男性の姿と、1人の妊婦の女性の姿が隠し撮りされている。
そしてもう1人、ゴンの従伯父イ・ジョンインの写真。
そしてジョンインは大学の部屋で”死体検案書”を前に佇んでいる。
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書斎でジョンインからの電話を待つゴン。
ゴンが逃げ出さないように監視のためにずっと書斎にいるヨン。庭には部下のホピル達もいるという。
「抜け出したら恥をかきますよ」と忠告される。
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大韓民国
新しいIDカード発行のために写真撮影に来たテウル。
白いニットだけだと顔がぼやけるから紺のジャケットを羽織った方がいいとアドバイスを受けて、紺のジャケットを借りて撮影してもらう。
IDカードの再発行手続きを済ませ、「いつ頃できますか?」と担当官に聞くと、「1週間後の10月末にはできます」と言われる。
ゴンが25年前に拾ったというIDカードは「2019年11月11日発行」だというのを思い出し、「11月11日まではかかりませんよね?」と確認すると、「はい」と言われ、安心したような顔のテウル。
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大韓帝国。雨が降っている。
ゴンが書斎で秘書室長と書類のやり取りをしているとき、突然雷が鳴り、ゴンが肩を押さえてうめき声をあげる。
肩に電流のようなものが走っているその姿を見たヨンは慌てて御医を呼びに行く。
ヨンが部屋を出ていくと、ゴンは小銭と鞭を手に取り姿を消す。
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大韓民国
テウルが警察署で殺人事件の証拠品として押収した携帯電話のメッセージを聞いていると、なぜかニュースが録音されている。
”イ・ジョンイン教授は効果的な研究を通じて…”というニュースも。(イ・ジョンインはゴンの叔父。大韓帝国のニュースなのに、なぜ大韓民国の携帯に録音されているのでしょうか)
そこへシンジェがやってきて、テウルの新しいIDカードを渡される。
「10月末に発給されてたけど取りに行ってなかったの」というテウルに、
「発給日は今日だぞ」と言われる。
IDカードの裏面を見ると、”2019.11.11”と印字されている。
「リストから外れてて遅れたそうだ」とシンジェ。
日付の印字を見て、動揺しているテウル(ちょっと涙目?)。
そこへデスクの電話が鳴り取ると、「私だ。まだいたんだな」とゴンの声が。
驚いたテウルは思わず電話を切ってしまう。
また電話が鳴り、再度出ると「(電話を一方的に切ってしまうのが)相変わらずだな。残業か?戻ってくるまで待ってる」とゴン。
電話を切り、慌てて帰宅するテウル。
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家に到着すると、庭にはゴンとマキシムスの姿が。
「どこにいたの?」と聞くテウル。
「私の世界だ」と答えるゴン。
「ウソをつかないで。自分の名前も知らないくせに」と言うテウルに、
「知らないのではなく、君が呼べないだけだ」とゴン。
「なぜ来たの?」テウル
「借金を返してスタンプをもらいに来たが、台紙を忘れてきた。帰る前に君の顔を見たくて。もう帰るよ。黙って出てきたから」とゴン。
「答えて。私のIDカードのことよ。髪を結ってた?」と質問するテウル。
「今日だったのか。紛失して再発行を?そういうことか。だから発給日が…」と言うゴンに、
「いいから早く質問に答えて」とテウル。
「結ってた。こうして」とテウルに歩み寄り、テウルの髪を1つに結う。
「どんな服を着てた?制服?」とテウル。
「いや、紺のジャケットだ」と答えるゴン。
「ウソでしょ…」と動揺を隠せないテウルに、「確かめたいか?一緒に来ればいい」とゴン。
そしてテウルをマキシムスに乗せ、竹林へ向かう。外は初雪が降っている。
そして石の門柱が現れ、門をくぐり抜ける2人。
思わず目をつぶったテウル。そして目を開けると…、そこはやはり竹林の中。
そこへ1人の男性が駆けつけてくる。近衛隊長のヨン、そして部下たちもやってきた。
ヨンを驚いた顔で見るテウル。同じく驚いた顔でテウルを見るヨン。
部下たちが「殿下」とお辞儀をする。
「近衛隊は10歩退歩しろ。ヨンもだ。驚いてる」と言われ、全員後ろに下がる。
「待って。今のは…」と言うテウルに、「そうだ。君の世界ではウンソプ君。ほら、ウソじゃないだろ」と耳元でささやくゴン。
振り返ってゴンを見つめるテウル。
「私は大韓帝国の皇帝だ。君が呼べない名前はイ・ゴンだ」と言い、見つめ合う2人。
END
↓最後の方のシーンです(日本語字幕を設定できます)
「ザ・キング:永遠の君主」第5話予告
「ザ・キング:永遠の君主」第4話感想
ラストは遂にテウルが大韓帝国へと足を踏み入れて終わりました。
第5話は大韓帝国でのテウルの様子が描かれているようです。
テウルが殺人事件の証拠品で押収した携帯電話のニュースが気になります。なぜ大韓帝国の人物のニュースが録音されているのか。やはりイ・リムが関係してくるのでしょうか。
そしてイ・リムは写真を現像しているのですが、その人物はどんな関係があるのか。
まだまだ謎はこれから出てきそうですね。
登場が多い白馬のマキシムスですが、本名のようです。本当に美しいたたずまいの白馬です。ちなみに一応代役の白馬がいて、マキシムスJrのようですよ。
言われてみれば、今回の4話の最後で庭にいるマキシムスはいつもより大きさが小さいような…?
↓ゴンとマキシムスの動画
さて、第5話でテウルは大韓帝国というもう1つの世界を受け入れることができるのでしょうか。
次も楽しみです♪
↓第5話あらすじはコチラ