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「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
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「ザ・キング:永遠の君主」第3話予告編
「ザ・キング:永遠の君主」第3話あらすじネタバレあり
「君を私の妻にしよう。これでこの世界に留まる理由ができた」というイ・ゴン。
「気は確か?」というテウルに、数学の話を持ち出し本気であるということを証明しようとするが、テウルの苛立ちは増している。
「わかった。パラレルワールドに行きましょう、案内して」と言われ、竹林に赴く2人。
しかし一向に何も現れず、更に苛立つテウル。
「扉が現れない。手ぶらできたせいかな。本来ならあの辺にとう竿(かん)支柱が現れるはずなんだ」というゴンに、「お寺にたってる石のこと?」とテウル。
「ああ。神と人間界の境に立ってる石柱だ。笛の音が聞こえ、稲妻が走ると巨大なとう竿支柱が現れた。だが今日は姿を現さないようだ」と答えると、
「何しにここへ来たのよ」とテウル。
「君に案内しろと言われたからだ。確認したいこともあったし」と言うゴンに呆れ、「明日DNA鑑定で身元が不明だったとしてもこれ以上は協力しない」と言うテウル。
「君が”兄貴”と呼んでいるあの男の名前は?(シンジェのこと)」とゴンに聞かれ、「自分の名前もしらないくせになぜ他人の名前を?」とテウル。
「教えても口にできないと言っただけだ」とゴン。
「まるで金素月(キムソウォル)ね」と笑うテウル。
「想像力豊かね。あなたの名前を呼ぶつもりはないから、私の人生に関わらないで」
「つまりあの男は君の人生に関係あると?」と聞くが、先に行ってしまうテウル。
☆☆☆☆
チキン屋に来なかったテウルの様子を見にくるシンジェ。
庭にいる白馬マキシムスに話しかけながら、ふと馬具についている文様に目をやると、手帳を取り出す。そこにはその文様と似たようなマークがメモ書きされている。
☆☆☆☆
大韓帝国
皇室勤務に応募したミョン・スンアとノ尚宮が皇室で最終面接をしている。
スンアの両親はカナダ在住で比較的裕福であること、カナダから帰国したばかりで友人も幼馴染1人のみなので守秘義務を守りやすいことが採用する理由でもあるという。
皇室勤務という念願が叶ったスンアは大喜び。
4年間皇室勤務を応募し続けていたスンアをノ尚宮は注視しており、大事な任務を遂行するために広報室で働くことになった。
☆☆☆☆
大韓帝国
イ・ゴンの不在を隠すため、「書斎にこもって数学の難問を解いている」など誤魔化し続けている皇室だが、あまりに長期なため”陛下が病床に伏している”との推測記事が出てしまう。
「書斎に閉じこもり私たちは出入り禁止。一体どうしろと言うんだか」と頭を悩ませるノ尚宮に、「名案が!」とミョン・スンア。
国民の目をそらすために近衛隊長チョ・ヨンにSNSを開設させ、そこへ陛下との写真を投稿させる。
チョ・ヨンも国民にファンが多く有名な存在なので、国民は早速大喜び。
☆☆☆☆
大韓民国
警察署でユン巡査からDNA検査の結果を渡されるテウル。
どの行方不明者とも一致せず、身元不明とはいえこんなケースは初めてだという。
そして白馬マキシムスについて問い合わせていた馬事会からも電話があり、「スペイン在来の貴重な馬なので、国内にいるはずがない」と言われてしまう。
愕然とするテウル。
☆☆☆☆
ホテルの部屋にいるイ・ゴン。
外は雨。そこへ雷が鳴り、右の肩に激痛が走る。
再度雷が鳴ると、肩にまた激痛。肩には電気が流れているような文様。
☆☆☆☆
大韓帝国
ク・ソリョン総理が市場にある実家に帰ると、母親が傘を立てかけている。
お客さんが置いていったという。
その傘を持って街中を歩いているイ・リム。
☆☆☆☆
大韓民国
テウルが出勤のために車を走らせていたが、突然エンストしてしまう。
実家の道場に電話をすると、電話に出たのはゴン。テウルが知らないだけでいつもここに来ていたという。
車が故障してしまったので、ロードサービスが来るまで車を見ていて欲しいと言うテウル。
テウルが待つ場所まで駆けつけるゴン。テウルが話をしているとき、突然ゴン以外の風景全てが一瞬止まってしまう。
驚いたゴンだがテウルに近づき、テウルを微笑んで見つめる。
するとまた時が流れ始める。
「今、時間が止まった。気づいたか?」というゴンに、
「今まで以上におかしくなった?」と呆れ顔のテウル。
「おそらく扉を越えるときの副作用のようだ。おかけで美しいものが見られた」と話すゴンに、「それはよかったわね。車を頼んだわよ。じゃあね」と去ってしまうテウル。
「車を使えるとはありがたい」と呟くゴン。
☆☆☆☆
大韓帝国
路地裏の古書店に入っていくイ・リム。
店内のある本を手に取りページをめくるとメッセージカードが挟まれている。
そこには”皇帝出宮”の文字。
そこへ店主が近寄ってきて、「殿下。お久しぶりです」とイ・リムに向かってお辞儀をする。
「世の中が平和すぎて時が経つのも忘れていた。客はそれなりに出入りを?」とイ・リムが聞くと、「はい。約束した日に立ち寄っていきます」と店主。
☆☆☆☆
大韓民国
テウルの車を運転中のゴン。
向かった先は竹林。手には萬波息笛(マンパシクチョク)を使った馬の鞭。
すると竹林に風が吹き始め、石の支柱が現れる。
”鍵だとわかった瞬間に気づくべきだった。笛の半分はイ・リムにあり、生きて2つの世界を行き来しているかもしれないと気づくべきだった。美しいものを見る前に。この笛があの扉の鍵であることを”
☆☆☆☆
大韓帝国
萬波息笛を持ち手にした傘を持つイ・リムが夕焼けの中を古書店の店主と歩いている。
向かった先には数十人の部下たち。
「精鋭たちよ」と声をかけると、「殿下」と膝をつく部下。
☆☆☆☆☆
テウルとカン・シンジェは捜査のために路地裏のお店へやってきた。
そこでシンジェが3年前に刑務所送りにしたという同級生のチンピラ軍団が因縁をつけてきて乱闘騒ぎ。
そこになぜかゴンも登場。
「どうやって来たの!?」と驚いたテウルに、「車で来た。君の正五品。便利だ」と答えるゴン。
チンピラに「3人で俺たちの相手をしようって言うのか?」と言われ、「私は見物を。公権力だけ相手に」と首を振るゴン。
そして最初は乱闘に加わらずに静観していたゴンだったが、途中2人の援護をするため乱闘に加わることになる。
「私は体を触られるのが嫌いだ」と言い、馬の鞭を手に持っている片手だけで相手をあっさりとやっつけてしまう(←カッコイイ^^)
「言っただろ。鍛えてるって。証明できた」と微笑むゴンに、
「そんなことより運転免許は持ってるの?」とテウル。
「皇帝に免許はない。発効する側だから」とゴン。
「もういい!」と怒るテウル。
そこへ絆創膏を買いに行っていたシンジェが戻ってくる。
シンジェはゴンの登場が面白くない様子。
テウルとシンジェの会話になかなか入れないゴン。
3人で食事を済ませた後、「今日も帰りは遅いのか?」と聞くゴン。
「私の世界へ行く前に挨拶をしたくて。私は皇帝だ。もう戻らねば」
「そう、気をつけて」と言い去って行くテウル。
シンジェはゴンを車に乗せてテウルの実家へ連れて行く。
白馬マキシムスの横に置いてある馬具を見て、「その馬具の製造元の連絡先を。これは何のロゴだ。見たことがある」と馬具についている大韓帝国のロゴを指すシンジェ。
「おそらく錯覚だろう。それは大韓帝国という別世界のものだ」と答えるゴンに苦笑するシンジェ。
「なぜ分かる?」と聞くと、「私が皇帝だからだ」とゴン。
その答えを聞いてすぐに去って行くシンジェを見て、「あいつも文系だな」と呟くゴン。
☆☆☆☆
スーパーで買い物中のテウルと友人ナリ(コーヒーショップのオーナー)。
ナリがゴンに「200万と7560ウォンを貸した」と聞いて驚く。
「彼はその辺の男とは違う。きっと倍返ししてくれるはず」と言うナリ。
「クソ野郎は今どこに?」とテウルが言うと、
「自分の世界に帰ったはずよ。自分は皇帝だから戻らないとって。どこかに寄るそうよ」とナリ。
ゴンは本屋にいる。そして手にしたのは「金素月 詩集」。
☆☆☆☆☆
買い物を終え帰宅するテウル。
庭にマキシムスの姿はない。
ゴンはマキシムスと竹林にいる。そして、支柱をくぐり自分の世界へと戻って行った。
END
↓時が止まったシーン。日本語字幕で見れます。
「ザ・キング:永遠の君主」第3話感想
少し話が進展してきたでしょうか。
雷が鳴ると肩に激痛が走るという副作用が起き始めたようです。
そして時間が止まるという現象は何を意味しているのか。
息笛が2つの世界の鍵だということに気づいたゴン。
そして、イ・リムも2つの世界を行き来し、部下を増やしている様子。
ク総理の実家に傘を置いて行ったのはどんな意味があるのでしょうか。
テウルはゴンの言うことを全く信じていなかったけれど、どこかで信じざるを得なくなってきている様子。
シンジェが手帳にメモしていた大韓帝国の文様に似ているマークは一体何でしょうか。
あらすじには書いていませんが、テウルとシンジェが追っている殺人事件があり、それもゆくゆくは大韓帝国と繋がっていくのではないかと思っています。
話の中で出てくる金素月(キムソウォル)という作家ですが、実在していた詩人のようです。
1920年、20歳で忽然と文壇に現れ、流れるような朝鮮語でもって情と恨(ハン)を独特の律調で表現した。天才詩人と呼ばれたが、32歳で自らその命を絶った。民謡風の詩人と称され今も愛され続けている国民的詩人である。
韓国ドラマはやはり詩の登場が多いですね^^
今回は”招魂”という詩が読まれていました。今後もこの金素月の詩集は登場しそうですね。
次回第4話は大韓帝国へ戻ってからのゴンの様子と、そして再度大韓民国にやってくる様子が描かれているようです。
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