遂に始まった「ザ・キング:永遠の君主」!
韓国で放送後すぐに日本でも字幕付きで見られるので、とっても嬉しいですね。
では、早速あらすじ第1話です。
キャストの紹介はコチラ↓
「ザ・キング:永遠の君主」あらすじ第1話
~プロローグ~
ゴンの伯父であるクム親王イ・リム(イ・ジョンジン)は大韓民国の警察で取り調べを受けている。
顔や服には血痕がたくさんついており、自分の弟を殺したことを話している。
「新羅の時代、神文王が竜王から竹笛を授かった。この笛を吹くと敵兵が退き、病は回復し、日照りには雨が降り、梅雨は明け、風は止み、波は自ずと静まる。親王はこれを”萬波息笛(マンパシクチョク)”と名付け、国宝にした」と話す。
1951年2月27日生まれ、70歳。
萬波息笛の威力を信じない自分の弟からそれを手に入れたおかげで、1994年の冬以降、自分だけ時の流れがゆっくりと過ぎるので顔は40代のままだという。
刑事チョン・テウル(キム・ゴウン)から「だから弟を殺したのか」と聞かれ、「そうだ」と答えるイ・リム。「嫡子という理由だけで王座についた腹違いの弟は自分の手にある萬波息笛が天下であるというのに、何もしなかった」と続ける。
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大韓帝国 1994年冬
「天地の働きにより保たれし万物 悪を退け 正義を貫け」と書かれた”四虎剣(サインゴム)”をガラスケースから取り出したイ・リムは、その剣を持ち、弟である皇帝のもとへ向かう。
皇帝は国の安寧を祈って20年に1度だけ公開される萬波息笛をガラスケースにしまったところだった。
イ・リムは謀反を起こし、皇帝を剣で殺害し、萬波息笛を手に入れる。
そこへ皇帝の息子である皇太子イ・ゴン(当時8歳)が現れ、皇帝を殺された怒りでその場にあった四虎剣で襲い掛かり、萬波息笛が2つに切られてしまう。
イ・ゴンはイ・リムに首を絞められ、息笛が首に深く刺さり倒れる。
そこへ黒マスクで顔を隠した何者かが拳銃でイ・リムを攻撃してくる。半分に切られた笛のもう片方を探していたが見つけることができず、警報機が鳴ってしまったため逃げるイ・リム。
黒マスクの人物はイ・ゴンに近づき安否を確認して去ってしまうが、その時に落として行った身分証明書を手にするイ・ゴン。
そしてそのまま意識を失う。
一方イ・リムは息笛を手に竹林の中へ向かう。するとそこに石でできた門が現れる。
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門を通ってイ・リムが行き着いた先は、大韓民国だった。
売店で新聞を見て状況を把握していると1人の男性とぶつかる。
その男性は殺された皇帝と同じ顔。
イ・リムを見て「兄貴」と驚いた表情。「どうして歩いているんだ」と慌てる男に、「もしかしてお前は私の異母弟か?」と聞くと、「当たり前だろ」と答える。
イ・リムは笛を取り出し、「これだったのか。大韓民国」と呟く。
そして兄の居場所を聞き出しアパートへ向かうと、兄は車椅子で廃人のような状態だった。
イ・リムは「私たちは似てるだろ?似ているのではなく、私はお前なんだ。別世界のな。だが私はお前とは違う。お前と違って高貴な存在なんだ」と言い、その男の首を捻り殺してしまう。
そこへ子どもが入ってくる。その子どもはイ・ゴンと同じ顔をした少年。
イ・リム、そして殺された伯父を見て驚く少年。
「またいけないものを見たな」と近づいてくるイ・リム。
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イ・ゴンは8歳で皇帝となる。
そして大韓帝国の浜辺でイ・リムの遺体が発見される(本当は大韓民国の殺された人)。
謀反を起こし、近衛隊によって射殺されたことにする。
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大韓帝国 2019年秋
海軍の競艇大会に出場しているイ・ゴン。
会場でウサギの耳のフード付きパーカーを着た女性を見て何かを感じたイ・ゴンは、何者かから逃げているその女性を追いかけるが見失ってしまう。
近衛隊長のチョ・ヨン(ウ・ドファン)に(不思議の国アリスの)時計ウサギを見たと話す。
その夜、書棚にある不思議の国のアリスの本を開くと、時計ウサギの絵の上には25年前の皇帝暗殺現場で拾った身分証明書が置いてある。
”職員証 警察庁 チョン・テウル”の印字と顔写真。
裏面には”ソウル地方警察庁警部補 生年月日1990年5月27日 2019年11月11日発給”と印字。
イ・ゴンは自分を助けてくれたその人物がなぜ25年間会いに来ないのか気にしている。
机の上のデジタル時計には”2019年9月10日”の表示。
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大韓民国 2019年秋
チョン・テウルはソウル警察庁強力班で激務な日々を送っている。
大韓帝国
イゴンが乗馬をするため厩舎に来たところ、先日見たウサギの耳のフードをかぶ
った女性が走って行くのを見る。
慌てて愛馬の白馬マキシムスに乗り、「ウサギの正体を確認してくる」と言い残し1人で後を追う。
着いた先は竹林。辺りを見渡すと静寂の中風が吹き、雷鳴と共に目の前に石の門が現れる。
握りしめた乗馬ステッキを見るイ・ゴン。そして門に飛び込んで行く。
大韓民国
光化門広場の通りで車の渋滞待ちをしているチョン・テウル。
ふとバックミラーを見ると後部座席に見知らぬ女性の顔が写っている。
驚いて後ろを振り返るが誰もいない。
「年はごまかせないわね。幻覚を見るなんて」と呟いていると、車の横を白馬に乗った男性
がゆっくりと通り過ぎて行く。
周りの人たちも驚いている。
「馬を路肩に寄せて止まりなさい」とマイク越しに言うが止まる気配がないため、サイレンを鳴らし追いかける。
白馬に乗った男、イ・ゴンは光化門広場にたどり着き、辺りを見回している。
ビルの屋上では”女王キム・ヨナ 新たな伝説を”の文字と共にティアラをつけたキム・ヨナの広告写真が映し出されている。
そこへチョン・テウルが歩いてきて、「そこの馬に乗ってる人」と呼びかける。
イ・ゴンが声の先に目を向けると、25年前に拾った身分証明書の写真と同じ人物だと気づく。
馬から降りたイ・ゴンはチョン・テウルのもとへ歩み寄って行き、首から下げられたIDカードを手に取り、同じ名前だということを確認する。
「やっと会えたな。チョン警部補」と言い、チョン・テウルをいきなり抱きしめる。
END
クォン・ユル特別出演
俳優クォン・ユルが第1話でイ・ゴンの父である皇帝イ・ホ役で特別出演しています。
異母兄のイ・リムに謀反を起こされ殺されてしまいます。
また、大韓民国の世界では気品ある皇帝とは全く違った姿を見せてくれます。
やはりイ・リムに殺されてしまうのですが…。
「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
「ザ・キング:永遠の君主」第1話感想
ポスターを見るとみんな真剣な眼差しなので深刻な話が多いのかなと思ったのですが、そんなこともなく、テンポ良く楽しんで見れました。
全員がキャラクターに合っているなと感じました。
あらすじには書かなかったのですが、イ・ゴンと近衛隊長であるチョ・ヨンは君主と臣下であり、幼い頃からの友でもあり、2人のやりとりが微笑ましたかったです。
2人の別の意味のブロマンスも期待されているようですね^^
そして、ノ尚宮というイ・ゴンを幼少の頃から支えてきたベテラン尚宮がいます。最近はイ・ゴンに早く結婚して跡継ぎをと願っており、占い師からもらった札を何十枚も寝室に隠したりして、なんともかわいらしいキャラクターでもあります。
イ・リム役のイ・ジョンジンはさすがの迫力ある演技です。これからさらに悪役っぷりが見られるのでしょうか。
遂に25年前に拾った身分証明書の持ち主と会えたイ・ゴン。
イ・ゴンもイ・リムも意外とあっさりともう1つの世界を受け入れていましたが、チョン・テウルはこの白馬に乗った皇帝を受け入れることはできるのでしょうか。
子どもたちに「不思議の国のアリス」の読み聞かせをするゴン。貴重な韓服姿ですね☆
韓国では高視聴率でスタートした第1話。まだまだ謎は多く助走という感じですが、これからどんどん盛り上がってくるのかと思うととても楽しみです!
映像もとてもキレイでした。
↓ラストシーンをコチラで見られます
↓第2話あらすじはコチラ