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「椿の花咲く頃」人物相関図
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出典元:KBS公式HP
「椿の花咲く頃」第7話 オンサンの妖精
警察署。トンベクが持参した業務日誌について「こんなものが証拠になるのか?」と反論するノ・ギュテ。
「本当に夫を告訴する気ですか?」とトンベクに歩み寄るギュテ妻。
「そのつもりです」と、オーナーでありお金も人脈もあるギュテを相手にする覚悟ができていると答えると、
「私は有能なんです。だから…力になります」と言い、自分の名前(ホン・ジャヨン)が書かれた名刺をトンベクに渡す。「トンベクさんはタダよ」
呆然とする一同。
帰り道を歩くトンベク・ヨンシク・ヨンシク母。
ヨンシク母が「話すことはない」と食堂に入ると、トンベクも話をする為にヨンシクを残して食堂へ入る。
「裏切ってごめんなさい」と謝るトンベク。
「言い寄られたからって好きになるのではなく、きちんと人を見定めなさい。何度も会ってそれでも好きだと言うなら、その時にまた話そう」とヨンシク母。
「もしも、それでもまだ好きだったら、認めてもらえますか?」トンベク。
「子育ては大変だよね?ヨンシクは何物にも代え難い大切な息子なの。よその子を育てる苦労をさせたい親がいる?」とヨンシク母に言われ、
「そうですね」とうなづくトンベク。
店を出ると、ソワソワしたヨンシクが待っている。
ギョーザを食べに行く2人。
トンベクが自分のことを気にかけてくれたのを喜ぶヨンシクは、「僕たちもついに交際を…」と言うが、「それは違う」とまた突き放されてしまい落ち込む。
ギョーザの蒸し方に例えて、「一気に燃え上がろうとせず、ゆっくり温まりましょう。別れちゃ意味ないもの。私は母とも別れたし、あの人とも別れた。あんな辛さはもう2度と味わいたくないんです」
「あなたと友達以上の関係に…。ずっと温かい気持ちでいたいんです」とトンベク。
それを聞いたヨンシクはまた感動で胸を震わせ今にも泣きそう。(笑)
「泣くならやめます」とトンベクに言われ、「はい」とヨンシク。
トンベクの家への帰り道。
「これからは半径400メートルに僕がいますからね。嫌なことがあった日は絶対に1人で落ち込まず、僕のもとに走ってきてください」
☆☆
カメリアにホン・ジャヨン(ギュテ妻)から電話。
弁護士事務所に向かうと業務日誌をスキャンしてファイル保存してくれている。
噂好きの人たちに日誌の存在を広めてもらうよう言われる。
”ホン・ジャヨン法律事務所”前でギュテが車の中にいる。
そこへトンベクが事務所から出てくる。腕に抱えている業務日誌を奪おうとするギュテ。
逃げようとするトンベクを喫茶店へ誘う。
「広い心で許してやるから、お互い告訴はやめよう」と言うギュテに、「謝って」とトンベク。
ギュテが謝罪を拒否するので立ち去ろうとすると、また業務日誌を奪おうとするので、「USBもあるし、パソコンにも保存してある」と言うトンベク。
「法廷で」と言い、店を去って行こうとするトンベクに、少し悩んだギュテは「アイムソーリー イムニダ」と謝る。
「もう2度とふざけたことはしないで。昔の私とは違うの」
別人のような強気のトンベクに驚くギュテ。
☆☆
ジョーカー事件について、警察上層部の捜査はアテにならないのでヨンシクは自分の力で何とかしようとする。
市場のおばちゃん達に聞き込みをすると、「事件でもうけたやつがいる」と聞かされる。
それはギュテだという。
「殺人現場のビルを安く買ってた。1年後そのビルの裏にバスターミナルの移転が決定。情報を得てたのか。金運が恵まれてるのか」
☆☆
ジョンリョルと妻ジェシカ。
ジェシカがミラノに子どもを置いて2年間留学すると言い出す。せめて子どもが大きくなってから行けというジョンリョル。
夫婦喧嘩の後に思わずオンサンに来てしまうジョンリョル。
ピルグの野球の練習にも思わず力が入る。
その後カメリアで飲んでいると、ヨンシクが金物屋のフンシクを連れて入店してくる。
ジョンリョルがいることに気づき引きつった表情のヨンシク。
その三角関係をスマホで撮影しながら「楽しい職場」と面白がっているヒャンミ。
フンシクは店内に監視カメラを設置している。
「代金なんていらないから、食事していってね」とフンシクに言うトンベクに、「タダで食べさせるなんて」とヒャンミ。
「ピルグが1人のときに店が心配だったんです。お気遣いありがとう」とヨンシクにお礼を言う。
「俺もお礼を。ありがとう」とジョンリョル。
「なぜ僕にお礼を?」ヨンシク。
「ありがたいと思うからですよ」と立ち上がるジョンリョル。
ヨンシクはジョンリョルに歩み寄り、睨み合う2人。
「カン選手、一緒にメシでも」と外に出る。
☆☆
屋台にいるヨンシクとジョンリョル。
「トンベクのことが好きなのか?子持ちなのに」ジョンリョル。
「何の資格があってそんな質問を?ピルグの父親だから?」ヨンシク。
「下手な同情はやめてください」というジョンリョルに、
「あなたは彼女を捨てたけど、僕は彼女さえいればいい。すばらしい人だから。わかってるんでしょ?」ヨンシク。
「だから今からでも大事にしたいんです。こんな生活はさせたくない」ジョンリョル。
「”こんな生活”?あわれなヤツめ。お前はトンベクさんを手離してしまったし、ピルグも息子ではない。お前は暇つぶしにここに来てるんだろうが、僕は彼女に全てを懸ける。だからもうオンサンに来るな。来たらぶっ殺してやる」
と言いその場を立ち去る。
「若い頃の自分を見ているようだ」と呟くジョンリョル。
☆☆
翌朝、魚市場へ買い出しに来ているトンベクとヨンシク。
昨日は2人で何を話したのかと気にするトンベクに、「ただ食事をしただけ」と答えるヨンシク。
「そうよね、誰にでも秘密があるわよね。でも私の秘密は全部みんなにバレちゃう。ピルグの父親と食事までする必要なかったのに」と言われ、
「しょせん過去は過去です。過去にはなんの力もない」と言うヨンシク。
「口ではそういうんですよね。カッコつけてるだけなのに。男は皆そう」と話すトンベクに、ジョンリョルと同類にされていることが面白くないヨンシク。
「僕と恋に落ちたら、本当に…最高ですよ。死ぬほど幸せな人生にしてあげる自信があります。だからよく知りもせず同類扱いしないでください。あなたに会いたくて朝5時に出てきた男を怒らせないで」と歩き出すヨンシク。
トンベクは追いかけ、「ドキドキします。魚市場に来てこんなにときめくのははじめて」と言うと、照れ笑いするヨンシク。
☆☆
カメリアへ戻るトンベクとヨンシク。
「青いランプのヒーローは実力を十分に発揮できていない。願い事を3つしかかなえてあげられないですよね。僕は願い事の数を制限しません。毎日1000個でもオーケーです」と言うヨンシクに、
「そのヒーローは”妖精”ですよ。”妖精ヨンシク”似合ってる」と笑うトンベク。
店内に入り、ヨンシクが荷物をテーブルに置き、ふと壁を見ると驚きの表情。
後からトンベクも歩いてくるのを止めて、壁が見えないように抱きしめるヨンシク。
壁には赤いペンキで”ふざけるなといっただろ?お前を毎日見てるぞ”という大きな文字。
END
まとめ
トンベクが警察署でヨンシクを守ってくれたり、友達以上の関係にと言われたとき、唇を震わせて感動している姿がとても愛らしいヨンシクです。
相変わらずトンベクに対する愛情には自信満々^^
魚市場からの帰りのバスの中で、「トンベクさんはたまに”鼻くそ”みたいに小さく委縮する」というシーンもあり笑えました。”鼻くそ”って…。
帰ってくるとカメリア店内の壁にペンキ文字。しかも監視カメラを設置した壁。誰かが店内に侵入していると思うと不気味です…。
題名の”オンサンの妖精”はヨンシクなんですね^^
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