テウルももう1つの世界へと足を踏み入れました!
第5話ではなんと早速キスシーンまで(^^♪
それでは、第5話あらすじをどうぞ。
その前に第4話あらすじはコチラ↓
「ザ・キング:永遠の君主」人物相関図
「ザ・キング:永遠の君主」第5話あらすじネタバレあり
大韓帝国
近衛隊長チョ・ヨンがノ尚宮に「陛下が女性を連れて戻ってきた」と報告の電話。
人目につかないよう皇宮に戻るように指示するノ尚宮。
「私は大韓帝国の皇帝だ。名前はイ・ゴンだ」とゴンがテウルに伝えると、
「名前があったのね。それじゃ私は打ち首を免れないわね」とテウル。
(ゴンは度々テウルから失礼なことを言われると”私の国にいたら打ち首だ”という言葉を口にしていた)
その言葉に笑うゴン。
「皇宮へ戻りましょう」と言うヨンに、まずはマキシムスの体調が心配なので乗馬場へ向かわせるゴン。
☆☆☆☆
ゴンとテウルはマキシムスに乗りながら夕焼けがきれいな広い空間にいる。たくさんの雲が早く流れ、下には海のような水が流れている。辺り一帯に稲光が光っている。
「ここはどこなの?もしかして4次元?」と聞くテウルに、「2つの世界の”1”と”0”の間くらい?科学では説明できない。あの風船は10日以上浮いたままだ。ふつうは10時間ほどで割れるのに。つまり光も風も空気もないということだ。不思議だろ?」とゴン。
「科学じゃなきゃ、魔法ってこと?」とテウル。
「もしくは伝説の一部かも。ここでの1分は外の1時間。時間が止まることも確認済みだ」
「時間が止まるのにどう確認を?」
「オイラー数を数えた」というゴンの答えに理数系が苦手なテウルは目が泳いでいる。
「ここがどれだけ広くて深いのかはわからない。いつか果てまで行って君に全て話すつもりだ。今日は私の世界へ」
☆☆☆☆
馬屋で獣医にマキシムスを診てもらっている。
テウルが自分のスマホの電波が入らないか一生懸命確かめているのを不審な目つきで見ているヨン。
「これが本当なら恐ろしい。ウソならもっと恐ろしい。(ヨンを指さし)特にこの顔は私の味方のはず。3歳のときからね。その銃は本物?見せてもらえる?」とヨンに歩み寄るテウル。
ヨンに腕を掴まれるが、ゴンが「見せてやれ。それが本物だとわかれば信じるだろう。この別世界の存在を」と言われ、銃を手渡される。
「これが本物なの?確認させてもらうわ。他意はないわ」と言いながら銃をゴンに向ける。
とっさにゴンの前に出るヨン。テウルに銃を向ける近衛隊員。
「本当にこの国も皇帝も本物だと?」と言うテウルに、「本物だ。その銃も、この世界も、私も。引き金を引くのはやめろ。彼は一歩たりとも動かぬはずだから」とゴン。
銃口を手で押さえるヨンと睨み合うテウル。
「手の力を抜いてください」とヨンに言われ、銃をヨンに取り上げられる。
そこでヨンがハッとした表情をし、「陛下」と言うと、
「そうだ。チョン警部補だ」とゴン。
「あなたも私を知ってるの?」と驚くテウル。
☆☆☆☆
ボートで皇宮へと向かう一行。
「わが皇宮へようこそ」とゴン。
書斎に行くとノ尚宮が怖い表情で待ち構えている。
セキュリティチェックのために所持品を全て出すように言われるテウルは、手錠、スマホ、クマのキーホルダー付きIDカードなどを箱に入れる。
「返してくださいね。それ(IDカード)、再発行したばかりなので」と言われ、IDカードに目をやるノ尚宮。
「見た顔だろ?」と言うゴンに、「確かに」と答えるノ尚宮。
3人が一旦部屋を去ったあと、その場に座り込むテウル。
☆☆☆☆
ノ尚宮からの使いで広報室のミョン・スンアがテウルの監視役として書斎にやってくる。
大韓民国のミョン・ナリと全く同じ顔をした姿に「パラレルワールドだ」と驚き、「ナリ?ミョン・ナリ?」と聞くと、「私は広報室のミョン・スンアです」と答える。
そこへヨンがコップを持ってやってくる。
「おつかみに」とコップを差し出され、「そのお気持ちよくわかります」と言い、机の上の朱肉を親指につけ、コップに指紋をつけるテウル。
「もちろん何もでてきませんよ。理由はそちらのボスがうまく説明してくれるはず」
「もしかして別世界から来たんですか?首都はソウルで国名は大韓民国?」と聞くヨン。
「なぜそれを?」と聞くテウルに、「あなたは一体何者だ?陛下に何をした?陛下の肩の傷も君の仕業か?」とヨン。
「肩に傷があるんですか?肩を見せ合う仲じゃないのでわかりません。ところでなぜため口を?91年生まれなら私が年上よ」と立ち上がってヨンを睨むテウル。
そこへゴンが夕食を運んでくる。
「これは監禁?」と聞くテウルに、「そうじゃない。わかってくれ。前例のないことだからみんな戸惑っているだけなんだ」と答えるゴンに、「あなたは冷静なのね」とテウル。
「この瞬間を何度も思い描いてきたからな」とゴン。
ゴンが運んできた夕食を「毒見して」と言うテウル。
「私は”不思議の国のアリス”のアリスなのよ。私はこれで毒殺されるかも」と言うと、
「心配するな。君は打ち首だと決まっている」とゴン。
「なら安心ね。いただくわ」と食べ始めるテウル。「自分で作ったの?」と聞くと、「そうだ。おいしいか?」「おいしくない」と首を振る。ゴンはあきれた顔で、
「25年間一度も言わなかったが、今日こそ言うか。私が一言”誰かいるか”と言えば、すぐさま外の者が…」と言いかけたところでタイミングよくノ尚宮が登場。
「食事がお済みのようなのでお部屋へご案内します。陛下の寝殿から一番遠い部屋です」
☆☆☆☆
案内されたテウルの部屋。
ノ尚宮が皇宮のことは決して口外しないようにと話すと、「ご心配なく。私も同じ公務員なので」と答えると、「存じています。チョン警部補」とノ尚宮。
少し驚いた表情のテウルは、「どうしてみんな私のことを知ってるんですか?」と聞く。
「”警部補”ってなんですか?陛下は昔からあるIDカードを持っておられました。チョン・テウルという人物はここに存在してはおらず、”警部補”という階級もこの世界にはありません。誰かがイタズラで作ったものだと思っていました。それがこうして目の前に現れるなんてなんとも不可解です。
とても信じがたいですが、これだけは確実です。説明のつかぬ存在は世に混乱をきたし、陛下に害を及ぼすだけです。この世界を知ろうとせず、早くお引き取りを」と釘を刺されてしまう。
部屋の床に1人で座りこんでいるテウル。
すると部屋の奥の扉からゴンが入ってくる。
床に並んで座る2人。
「なぜ来たの?」と聞くテウルに、「君を安心させたくて。私がいれば何も心配ない」と答えるゴン。
「私のIDカードはいつ見せてくれるの?」とテウル。
「明日」と答えると、「なんで明日なの?本当はないんじゃ?」と言われ、「ある。見せたら行ってしまいそうで。君の世界へ」
「あれは何?」とクマのぬいぐるみのキーホルダーのことを聞くと、ゲームセンターの射的で当てたものだという。
「10発で1万ウォン。兵役を終えたなら目隠ししたって余裕ですよ」と言われ、「7発で十分だ」と言ったものの…。(何回も1万ウォンを払っていたので高い買い物になりました^^;)
「そんな簡単なものにいくら使ったの?!」と驚かれたゴンは、「大韓民国はみんなして私をバカにするんだな」と声を荒げる。
「静かにして。外に見張りが」と言うゴンに、「バカだな。室内にもいくつも監視カメラがある」と言われ焦るテウルに「また信じたな。ウソなのに」と言うゴン。
「本当に監視カメラじゃない?」と聞かれ、「違う。からかっただけだ。証明しようか?」と言って、テウルの肩に頭を乗せるゴン。
「離れて。その態勢って結構疲れるのよ」と言うテウルに、「全然疲れない」と答えるゴン。
「1つ聞くから、イエスかノーで答えて。恋愛経験ゼロでしょ?」とテウル。
「急になんだ。いや。あるさ」
「それはいつ?」
「どう思う」
「今でしょ」
「こうすべきか?」と言ってキスをするゴン。
「何を証明したかあててみろ。”恋愛経験あり?”それとも”ただいま恋愛中”?」
見つめ合う2人。
☆☆☆☆
翌朝。
テウルの部屋へ近衛隊の制服を持ってくるゴン。
「変装して逃げろと?」と聞くテウルに笑うゴン。
「今日は忙しい。ノ尚宮に見つかる前に出ないと」と言うと、「計画がある割には詰めが甘いわね」と部屋のカーテンを開けるとノ尚宮の姿が…。
「本当に困った方ですね。朝っぱらからなんですか。確かに外の方がまだマシです。写真は絶対にいけませんよ。ノーツーショット!」と怒って行ってしまう。
「これも計画のうちだ。大成功」とゴン←笑
「どこが心配ないんだか」とあきれながら、昨晩検索するために借りていたスマホをゴンに返す。
☆☆☆☆
近衛隊員としてゴンに帯同するテウル。
バスケットボールの始球式で3ポイントシュートを決めた姿、”世界数学者大会”で格好良く講演する姿を見たりした。(テウルも見る目が変わったのでは?)
ヨンからテウルの私服が入った袋を渡される。
外で気晴らしをするようにというゴンからの気遣いだという。
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ゴンが移動中にスマホを見ると、昨晩テウルが使った検索履歴が残っていた。
”イ・ゴン””オイラー数””風船の浮遊時間””イ・ゴンの元カノ””ク総理”を見て笑うゴン。
他にも”警察官月給””釜山ーソウル間KTX””皇帝イ・ホ””クム親王イ・リム”など。
☆☆☆☆
大韓民国
妊婦がベビーカーを重そうに持ちながら階段を上がっている。
「持ちますよ」と声をかけているのはイ・リム。
「写真は届きましたか?」とイ・リムが言うと、女性の表情が変わる。
レストラン店内。
女性がカバンの中から写真の束を取り出し、「あなたが送り主?」と聞く。
その写真にはその女性と同じ顔の女性が幸せそうな顔で友人たちとベビーシャワーをしている。
「合成写真ね。どうかしてる。唆す相手を間違えてる。死にたくても毒薬を買うお金がなくて死ねないの」
「1989年7月12日生まれ」とリムが言うと、「なぜ私の誕生日を知ってるの?」と驚く女性。
「大手製薬会社創業者の孫娘。留学中にヨットクラブで出会った財閥の御曹司と結婚。4ヶ月後第一子を出産予定。これがあなたの人生です。望めば手に入れられる。
この写真の中の女性はあなただから。正確には別世界のあなたです。
ここでのあなたは地獄を生きているが、生まれてくる娘に何1つ不自由ない環境を与えてやりたくないですか?他人が使い古したそんなゴミ(持っていたベビーカー)ではなく」
と言うリムに、「なんで娘だと?私をだまそうたって無理よ」と警察に通報しようとする。
「何者なの?」と聞く女性に、「あなたの救世主です」と答えるリム。
「どう救うの?どうやって富を」と聞かれると、「もう1人の自分を殺すのです」
「ご決断を。みじめな人生を変えてみますか?」と言い、携帯電話を渡して去って行くリム。
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大韓帝国
”芸術の都 釜山”を歩くテウル。
横断歩道で信号待ちしていると、電光掲示板に”GDP世界第4位を維持”というニュースが目に入る。
驚いて隣に立っている通行人に「GDPが随分高いんですね」と言うと、「世界中にレアアースを供給してますからね」と返答。
「それって何ですか?」と聞くと、「鉱物の一種です。北部に3000万トンあって、海にもある。とにかく1トンあたり20億ドルなので、6京ドルってことに」と説明してくれる。
「それは全て大韓帝国のものですか?」とさらに聞くと、「違いますよ。産出される山は皇室所有だから、陛下のものです」と言われ、茫然とするテウル。
「どこまで驚かせる気?」と呟くテウル。
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釜山駅に到着したテウル。手にはソウル行きのCTX(大韓帝国はアルファベットで”COREA”と書くようです。なので、KTXではなく、CTX)のチケット。
駅の歩道橋を歩いていると、下にいるチンピラ(ゴンが競艇の大会会場にいたときに銃を所持していて捕まった人)が仲間に「あれを見て。驚いた。ルナじゃないか。髪型を変えたのか」と話しながら捕まえに行こうとすると、目の前にヨンの姿。
「出所したのか。さっきの女は?」とヨンが聞くと、
「ルナです。あの時(競艇場で追いかけていた)の…。ボスの金を持ち逃げした女ですよ」
「わかった。あとは私にまかせろ」と言うゴン。
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ソウルに着いたテウル。
そこへちょうど近くの建物からク総理が出てくる。
”イ・ゴン関連検索ワード”に”ク総理と結婚?”ク総理ファッション”
周りの女性たちからチヤホヤされているのを見て冷めた表情のテウル。
☆☆☆
ク総理が向かった先は大学の同級生が集まる食事会。
そこには大韓民国でイ・リムと話していた妊婦の女性と同じ顔の女性がいる。
彼女も現在妊娠中。ク総理とけん制し合っている。
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大韓帝国の”ソウル鍾路警察署”前に来たテウル。
ちょうど強力班チームのパクチーム長とシム刑事と同じ顔の人物達が警察署から出てきた。
「私のことがわかりませんか?」と声をかけるが、「わからない」と言われてしまうテウル。
大韓帝国のシンジェは刑事になっていなかった。「ということは、家は破産してないってことね。大韓帝国のカン・シンジェ。よかったわね」と呟き、”平倉文化路(ピョンチャンナムロ)を歩くテウル。
そして道路の向かい側には大韓帝国のシンジェが立っていて、すれ違う2人。
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大韓民国
”平倉キル”を歩くシンジェ。コンビニで精神科医の女医とバッタリ会い話す2人。
「子どもの頃、家が破産したと言いましたよね。中学の時です。ここに来るたびに住宅価格が高騰しているのに腹が立つ」と話すシンジェに、
「何があなたをここに向かわせるのかしらね」と精神科医。
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大韓帝国
テウルは自分の自宅がある場所へ向かう。
そこは”スイム漢方医”という場所でテコンドー道場ではない。
家主に父や母の名前を出して知らないかと聞いてみるが、知らないと言われてしまう。
ソウル駅でCTXのチケットを買おうとするがお金が足りないことに気づくテウル。
高速バスも最終バスに間に合わないと言われてしまう。
公衆電話からなんとかゴンにつないで欲しいと皇室に連絡をするが、怪しい者扱いでつないでもらえない。
公務の帰りのヘリに乗っているゴンは、「ある女性から陛下と話をさせてほしいと17回も電話があったそうです」と聞かされる。
「その女性の名前は?」と聞くと、「”ダイアナ妃”と名乗ったと。位置追跡の結果、ソウル駅にいるそうです」と言われる。
それを聞いたゴンはテウルだとわかり、「ヘリを戻せ ソウルに行く」と告げる。
驚くモ秘書に「ヨン隊長の位置確認を」と言う。
テウルが歩いているビルの屋上にヘリコプターが上陸する様子が見える。
気づくと横にヨン隊長が立っていて驚くテウル。
「なぜここに?」と聞くと、「陛下の指示です。打ち首にするまで死ぬなと」とヨン。
「ところで、本当に打ち首なんてあるの?」とテウル。
「1920年に廃止されました。でも…、復活しそうな気も」とテウルを見るヨン。
ヨンについて歩いて行き、ビルの前に立っていると、入り口からたくさんの警備員たちが出て騒がしくなる。
すると玄関から颯爽とゴンが登場。
テウルの方にまっすぐに歩いてくる。
「釜山を離れてなぜこんな遠くまで?尋ね人は見つかったのか?」と聞くゴンに、「なぜそれを?」と言いながら、ヨンがずっとついていたことに気づき舌打ちするテウル。
「どこからつけてたのよ?だったらお金を貸してよ」とヨンを睨む。
「この世界に来てまで誰を探してるんだ?」と聞かれ、「母さんよ」と答えるテウル。
「母さんもいるんじゃないかと。もちろん別人だけど生きてる姿を見たくて。私が5歳のときに亡くなったから、遠くからでも見られたらいいなと思って」
「なぜ黙ってた?」とゴン。
「もういいの。いなかったから。おかげで楽しい1日を過ごせたわ」と話すテウルに、「それでKTXとやらを検索したんだな」とゴン。
「検索履歴を見たんだ。あれこれ検索したな。”イ・ゴンの元カノ”が気になるようだな」
そこへヨンが「ク総理が…」と言うと、「そうだ。”ク総理”も検索したな?」とテウルに聞くゴン。
「最年少の女性総理だって言うから…。いけない?」とごまかすテウルを見て、「毎週金曜に会う」とゴン。
それを聞いて、「IUなの?」とテウル←IUの曲『金曜日に会おう』ですね(笑)
そこへ車が到着する。
「ク総理です。陛下のヘリが緊急着陸したためかと」とヨン。
車からク総理が降りてくる。
ゴンに挨拶した後、テウルにも「総理のク・ソリョンです」と手を差し出してきた。
ク総理を見つめるテウル。
テウルとク総理と見るゴン。
END
「ザ・キング:永遠の君主」第5話感想
遂に大韓帝国に足を踏み入れたテウルです。
そして、大注目の2人のキスシーンですね!
テウルの寝室でのやりとり&キスシーンです^^↓
皇帝としてかっこよく過ごす姿を見てだんだん惹かれていくんだろうなぁ。
そして、イ・リムの目的がなんとなくわかってきましたね。
片方の世界の人間を殺していくという…。恐ろしいです。
ナリが経営するコーヒーショップは”THE ALLEY”というお店なんですが、やけに入れ物などの店名をアップするなと思って調べたら、韓国にある人気のタピオカミルクティーのチェーン店なんですね!
っていうか、韓国だけではなくて日本にも全国に店舗がある!
存じ上げませんでした^^;
ここ数年の韓国ドラマはドラマ内での広告がほんとすごいですよね。
全然さりげなくではないというか、ちょっと引くほどというか…。
次回も大韓帝国での様子が中心になりそうです。
韓国での視聴率が少し低迷しているようですが、これからまた盛り上がっていくでしょうか。
↓第6話あらすじはコチラ